ゴルフ界の歴史に残るであろう名著 「ゴルフデータ革命」
データを活かして上達するために、自分のデータを取ることに決めました。
ゴルフデータ革命 とは?
2014年6月に発刊された本で
スコアの「差」を生み出す原因を、とにかくデータで解き明かす
今までのゴルフ界の歴史を覆すような一冊なんです。
目から鱗とは、まさしくこのことか!
という驚きの連続で、とにかくすごかったんですよ。
ただ、感動して意識するだけでは、もったいなさすぎる内容。
何とかうまく応用して、自分の上達にも繋げられないものか!?
ということで・・・、 自分のデータを取り始めることにしました!
まず、分析したいデータを考えてみました
そもそも、どんなデータを自分が欲しているのかを見つめなおしました。
すると、大きくは以下の点に集約されました。
● 大前提は、スコアアップにつながるため
● ゴルフネットワークプラスで抽出できるデータは取らない(二度手間を防ぐ)
→ フェアウェイキープ率、パーオン率、パット数などは
ゴルフネットワークプラスのデータを、そのまま活かすことに。
そして、自分の抽出したいデータが見えてきました。
● ショット&アプローチ: 残り距離ごと、番手ごとの精度を知りたい
● パッティング: 距離ごとの入る確率を知りたい
抽出したい項目が見えたので、事前準備です。
A6サイズ(ポケットサイズ)のノート1冊と、ボールペン1本
ラウンド中の全ショットの記録を取りました
A6サイズのノートに、こんな表を書いてみました(とりあえず手書きで)
各ホール・番手ごとの「残り距離」「使用番手」「結果」の3項目を用意して
ホール間の移動中や待っている間に、コマメに記録します。
残り距離の計測には、こちらを使いました。
要は、ヤーデージ杭や目測だけでなく、いつも同じ条件で測定するのが肝です。
キャップに取り付けて、ボタンを押すだけで残り距離を伝えてくれるので
測定の手間を省きやすいんですよ。
後で統計にすればいいので、1ヤード単位で記録
パッティングは歩測をもとに、おおよそ50センチ単位で記録しました。
分析用の元データをつくってみました
ラウンドの後に自宅のPCで、分析用の元データをつくってみました。
EXCELで元データの作成です。
まずは、パッティングから。
これはシンプルに、「残り距離」と「入った(○)/入らず(×)」で。
タップインは除いて、0.5m以上のみを入力です。
ショットとアプローチは、もう少し細かく調べたいので
「ヤード(→5ヤード単位に換算)」「番手」「結果」という項目にしました。
※5ヤード単位に換算の書式は、「=CEILING(変換したい場所,5)」
ここでいうショットとは、オングリーンを狙うショット(基本的には、200ヤード以内)
そして、距離ごとの精度をもっと詳しく調べたいので、結果を5段階に分けてみました。
◎: ±3%以内 (例:150ヤード→5ヤード以内のオングリーン)
○: ±5%以内
△: ±10%以内
×: グリーンオンせず
OB: ペナルティ(OB、ハザードなど)
ショットもパットも、1ラウンドにつき25~30回分は入力できますね。
月1回ラウンドだとして、年間で300ショットほど
これだけのデータが集まれば、おおよその傾向はつかめそうです!
10ラウンドほどしたら、データ分析をしてみます!
将来的な統計イメージが、こちら。
ゴルフデータ革命、83ページの表をグラフにしたもので
ツアー選手、スクラッチプレイヤー、平均スコア90のそれぞれの
距離ごとの1パットの確率を表しています
(縦軸=%、横軸=カップまでの距離(1フィート=約30センチ))
ショットも同じように、残り距離や番手ごとの得意不得意が現れるはず。
それで得意なエリアがわかれば、徹底してそれを活用したり
苦手なものをつかんで反復練習をしたり。
2014年の年末までデータを蓄積して、分析しようと進めています!
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