ゴルフをデータでとことん見直してみよう!
ということで、最近出会った名著を活用して、徹底調査をはじめています。
その名著がこちらの本です!
しっかり読んで、実際に活用し始めて
そして、ふと疑問というか欲求が沸いたんです。
シミュレーションゴルフGOLFZONでのラウンドデータも調べてみたい!
GOLFZON でも日本一のプレイヤーを目指しています。
ということは、得意不得意をしっかり把握したうえでの上達が必要ですからね!
GOLFZONでのラウンドデータの確認方法
シミュレーションゴルフGOLFZONでも、ラウンドするたびに詳細データが残ります。
例えばこんな感じで、いつ・どこのお店で・どこのコースを・誰と回ったか
更には、ホールごとの詳細データも見ることができます!
なので、これらのデータを集計して分析すれば
もっと活用できるんじゃない!?なんて思いついたわけです。
ちなみに、データの確認方法はこちらで紹介しています。
距離ごとのパッティングデータを抽出分析してみた
GOLFZONでも、平均スコア、フェアウェイキープ率、パーオン率、平均飛距離など
ひととおりの項目の平均データを確認することができます。
その中でも、本コースでのラウンド以上に重要なのが、パッティング
シミュレーションゴルフなので、傾斜や上り下りが画面に表示されます。
それを読み切ることができれば、コースよりも断然入りやすいので
易しいグリーンであれば、9ホールで11~12パットでないと勝負になりません!
ということで、残り距離ごとのパッティングデータを分析することに。
まずはラウンドデータから、グリーン上だけの元データを作成です。
GOLFZONのスコア履歴だと、ヤード表示になっているので
「メートル」の欄には、「ヤード×1.0936」での書式設定をしました。
「換算」欄には、5m以内=0.5メートル単位、5m以上=1m単位で入力しています。
一番右の「成功」は、入ったら「○」、入らなかったら「×」
そしてピボットを組んで、これをグラフにまとめてみると・・・
距離ごとのパッティングデータ(成功率)が抽出できました!
改めてみると、実に面白いですねー。
2.5mまでは93%以上の高確率なのに
3.0mになると一気に落ち、4.5mになるとさらに一気に落ちます。
これを見ると、ショットやアプローチをどのくらいの距離に近づければいいか
おのずと狙いが定まってきますね。
グリーンスピード「遅い」「速い」での違いも考察
そして、シミュレーションゴルフGOLFZONの特徴の一つ。
「遅い」「普通」「速い」と、グリーンスピードが3種類あります。
全国大会の決勝大会だと、グリーン「速い」にすることもしばしばあり
これに傾斜が絡むと、とにかく困難を極めます(理論上では、14フィート相当・・・)
なので、グリーン「遅い」「速い」の2つで違いがあるのではないか
という仮説のもとに検証してみました。
その結果がコチラです(※青=「遅い」、黄緑=「速い」)
ほうほうーーー。このデータからも、色んな気づきがありますねー。
● 「遅い」においては、2.5m以内は100%
● 「遅い」でも「速い」でも、3.0mまでのショートパットは思いのほか差がない
● 3.5mを超えると、「速い」の確率が一気に下がり
6.0mを超えると、1/4以下の確率に激減する。
この「青線」と「緑線」の差の部分が、すなわち強化部分ですね。
試技回数で見ると、4.0m~7.0mまではほとんど変化がなかったので
この距離のタッチやラインを合わせるのが、一番スコアにつながりそうです!
まとめ: データをまとめると面白い!ただし超大変・・・
予想していた以上に、わかりやすい傾向のデータが取れたので
とにかくすごく収穫になりました!
ただ一つ大きな欠点が。
元データの抽出が、とにかく大変なの・・・。
2014年1月~6月までの6か月分、合計1052ホール分のデータを入力しました。
(9/18ホール完了、合計62ラウンド分。自動でOKパットになったものは除く)
で、この入力作業だけで、5時間ほどかかりました(笑)
ピボットとグラフの作成は、数十分でできますが、元データが大変。
GOLFZONの新機能で、こういうデータも簡単抽出できるようにならないかなー。
※どうしても調べてみたい!という方、ご連絡ください。
アルバイト位の時給で作業時間分のお金はいただきますが、ご協力しますよ!
感性のゴルフもいいですが、データのゴルフも大事。
そう信じながら、自分の数値データを改めて見直しています!!
いい記事でしたら、クリックいただけると励みになります!
コメントを残す