横浜マラソンの当選発表を聞いてから、早3週間が経ちました。2015年3月15日まで、まだ時間があるので座学からスタートしました。
もくじ
今回は何としても、フルマラソンで4時間切りを達成したい!
横浜マラソン2015、本番まではあと5か月半ほどあります。2012東京マラソンを走った時には、準備期間2か月間で4時間08分で走れました。
(しかも、ゴルフで肋軟骨を痛めてて「捻るの禁止」といわれてたのに 笑)
なので、目標をどこに置くかはかなり悩んでいるんですが、最低でも4時間切りは達成しないと、満足感がまったくありません。
まずは基本から徹底して見直してみようと思い、マラソン関連本をたくさん手配して、一気に読み進めています。
フルマラソンで4時間を切れない20の理由
そして、今回紹介するのはこちら。フルマラソンで4時間を切れない20の理由という本です。
金哲彦さんといえば、リクルート陸上部監督を経て、NPO法人 ニッポンランナーズ の代表を務めるかたわらマラソン関連の著書や執筆も多数リリースされている方です。
<この本のメインテーマ>
- 「サブ4」を目指すみなさんが、どんなことにつまづいているのか
- 何につまづきやすいのかということに着目し
「4時間を切れない理由」とその解決策を紹介する。これが、この本のメインテーマです。
<特に読むのに向いている方>
- サブ4を達成したいけど、あと一歩のところで達成できない方
- ある程度の走力はあり、マラソンの基礎から全般を学んでみたい方
特に、こういう方に向いている本ですね。(途中に3か月間の練習メニューがありますが、いきなり60分ジョグから開始したりするので、全くのマラソン初心者向きではないです)
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サブ4達成に必要なことを、一つずつ解き明かす本
全体の構成が、すごくよくわかりやすい本。それが第一印象でした!
まず、サブ4達成のためのシューズ&ウェア選びからはじまり、「フォーム」「トレーニング」「レースマネジメント」「ダイエット&栄養学」という順番で、フルマラソンを構成する大切な要因から順に、一つずつ要因を解き明かしていきます。
「なるほど、これは知っていたつもりだけどよくわかっていなかった!」
「シューズ、ウェア、体づくり&フォームとか、走るための根幹がやっぱり大事なんだ!」
という気づきがたくさん出てくる本です。120ページほどの薄めの書籍なので、1時間足らずであっという間に読めましたよ。
ふじたん的、特に印象に残ったフレーズ
● ランナーによくある痛みの3大要素
「誤ったフォームでの走り(フォームの崩れ)」「準備運動・ストレッチ不足」「筋力不足」
● エネルギー消費量=体重(kg)×走行距離(km)×1.04(kcal/kg/km)
フルマラソンを走ると、体重60kgだとして2633kcalを消費する
● 乳首とウェアの擦れを予防するために、ニプレスやばんそうこうを貼ろう
(足の裏のマメ防止でのワセリンはよく聞きますが、乳首は盲点でしたね)
● ひざ痛は筋力不足が原因。
ひざを90度ぐらいまで曲げるスクワットを行い、太ももの前側を鍛えよう。
こんな感じで、知っていそうで知らなかったネタがたくさんあります。その中から、自分の伸ばしたい・学びたいエッセンスを抜き出すのにピッタリでしたよ!!
すでにある程度走れる人を前提としているので、初心者の方が現在の走力に合わせたマラソン練習法は、別の本から学ぶのもアリですね。
<金哲彦さんのマラソン本シリーズ>
<マラソンを速く走りたい!オススメ人気記事集>
◯レイヤートレーニング【まとめ】箱根駅伝四連覇の青学陸上部も実践、マラソン用の時短トレーニング方法
◯サブ3.5を3か月の練習で達成! 東京マラソン2017当日までのトレーニング、全部公開&振り返り【東京マラソン振り返り】