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小出ランニングアカデミー ― 小出義雄監督による、マラソンの魅力と元教師の温かさが詰まった一冊

横浜マラソン2015 に向けての、マラソン本の一斉読書祭り。こんどは(おそらく)日本一有名なマラソン監督の本を読みました。

 

その方は、小出義雄監督。高橋尚子選手の育ての親ですね。

 

小出ランニングアカデミー

今回紹介するのは、小出ランニングアカデミーという本です。

 

  • 高橋尚子選手(シドニー五輪金)
  • 有森裕子選手(バルセロナ五輪銀、アトランタ五輪銅)
  • 鈴木博美選手(アテネ世界陸上金)
  • 千葉真子選手(パリ世界陸上銅)

など、世界的なマラソンランナーを多数育てた人、小出義雄監督による一冊です。

 

本の内容自体が、初心者編(まずは歩くところから)、中級者編(サブ4への道)、上級者編(サブ3への道)と、3つに分かれております。それぞれの目標やレベルに合わせて読み進めながら、走るのが大好きになるための 「小出メソッド」 に触れることができます。

 

かけっこが大好きな元教師の、温かみが伝わる本

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とにかく本から感じられること。それが、小出監督の温かさ。

 

おそらく、リクルートで監督を務める前に教師をやっていたことが大きいんでしょう。監督というよりも先生のような、温かいまなざしがどんどんどんどん伝わってきます。

 

自らを「ただのかけっこ好き」と称していますが、そんなかけっこ好きな先生と一緒に、思わず外に出て走りたいと思ってしまいますね。

 

そんな本から特に影響を受けたフレーズを紹介しましょう。

 

左回りを右回り、道路の右側を走っていたのを左側にするだけで、1つのコースが4通りもの顔を見せる。体にも新たな刺激を与えられる。

 

意外に効果があるのが砂利道。粒の大きな砂利の上を走ることで、足裏のツボを押すのと同じ効果が得られ、疲労回復にも役立つ。

 

マラニック(マラソンとピクニックを合わせた造語。言葉どおり長い距離をピクニック気分でゆっくり走る、もしくは歩くこと。野山などの自然豊かなコースを多く取り入れ、風景や自然を楽しみながら全身をゆっくり動かすことが目的)

→ マラソン選手でも、トレーニングのはじめに取り入れることがあるそうです。

 

体の後ろ側にある筋肉を鍛える。スピードを上げて走るときには動きの中心になる。

 

目標タイムが3時間から4時間くらいなら、スピードトレーニングより持久力トレーニングで十分。スピードトレーニングは2時間台に入ってからでもいい。

→ この考えは僕も全く同意です。サブ3.5を達成した今でも、ランナー仲間には「サブ4までは長い距離を走れる脚力をつければ充分いける」と伝えてます。

 

そして、これが一番印象的でした。

 

小出監督は、マラソンの魅力をこう伝えています。

なぜみんな、こんなに走りたがっているんだろう。僕はね、人間には挑戦したいという本能 があると思っている。

挑戦して、夢をかなえていくとどうなるか。人間はね、一つの夢を実現できるとまた一つって思うの。そうやって次から次へと生きがいを探していくんだよ。

走ることで人生を高めて、毎日生きていることを実感する。自分の人生をどう輝かせるか。それって素晴らしいことだと思わない?

 

マラソンというスポーツの魅力を、また1つ学ぶことができました!

 

<小出義雄監督に触れる、マラソン書籍シリーズ>

 

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