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【書評】マラソン100回の知恵 サブフォーをめざす市民ランナーへ -原章二著│市民ランナーの心得をとことん学べる本

2015年3月の横浜マラソン出走に向けて、この秋は読書の秋!

マラソン本も5冊目。今度は著名ランナーやランニングコーチではなく、市民ランナーの立場から学びます。

 

本記事は「マラソン100回の知恵 サブフォーをめざす市民ランナーへ」という書籍の書評です。

マラソン100回の知恵 サブフォーを目指す市民ランナーへ

今回読んでみたのは「マラソン100回の知恵―サブフォーをめざす市民ランナーへ 」という本です。

 

著者の原章二さんという方は、走り始めから10年後、57歳のときに3時間21分を達成。

その後、著書を書いた時点でフルマラソン109回出場中105回完走、100キロマラソン10回出場中10回完走というプロフィールをお持ちです。

 

つまり、フルマラソンも100キロマラソンもきっちり完走するという点において、れっきとした実績をお持ちの方ですね!

市民ランナーの市民ランナーによる市民ランナーのための本

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この本を一言でまとめると

市民ランナーの市民ランナーによる市民ランナーのための本 

 

フルマラソンを100回以上完走した経験を活かして、多い練習で少ないレースを走るプロの立場からではなく、少ない練習で多いレースを走る市民ランナーの立場から書かれています。

その中で、サブフォー(4時間切り)を目指しながら楽しく安全に走るための、小さなコツが満載の本なんです!

 

ちなみに、マラソン選手の戦績をちょっと調べてみました。

  • 高橋尚子選手: 1997年~2008年の間に、通算で11レース
  • 有森裕子選手: 1990年~2007年の間に、通算で12レース(2001年にしばらく休養宣言をして、6年後に引退レース)

 

いずれにせよ、1年に1~2回の本番のためにとにかく鍛錬を積んで走っていることが、戦績からよくわかります。

そして、この本で特に印象的だったフレーズをまとめます。

 

・日本には フル百回楽走会 という名称の団体がふたつもある。

 

・市民ランナーにいちばん適しているのは、ウルトラマラソン用・LSD用のシューズだと思う。

 

・クレジットカードが入るくらいの小さな布袋を作り、紐で吊って首から下げる。

「住所、氏名、血液型、RH+-、緊急連絡先」を書いた、小さな紙片と千円札を入れる。

→市民ランナーならではの万が一倒れたときの対応だそうです。自分の身を守るのは自分ですね。

 

・レースペースで二、三十キロ走ることなどなかなかできない市民ランナーにとって、記録をアップさせるには結局、低山トレイルランにプラスして、練習代わりのレース出場がいちばんの方法。

※この究極の例が、日本最強の市民ランナーの川内優輝選手ですね。

 

このようなフレーズが散りばめられています。

がっちりとした練習方法を学ぶというより、市民ランナーとして楽しく走るための考え方やコツが得られました!

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マラソン本の読書は一旦完了。読了をまとめて練習に励みます!

ということで、マラソン本を5冊立て続けに読みました!

 

<書評レポ一覧>

フルマラソンで4時間を切る! 有森裕子著

誰でも4時間を切れる!効率的マラソンメソッド 川越学著

小出ランニングアカデミー

フルマラソンで4時間を切れない20の理由 金哲彦著

 

次は、それぞれの本から、いいところを寄せ集めて、そこから目標設定と練習メニュー作りに励みます!

横浜マラソンに向けて、いよいよ本格的に挑戦がはじまります。せっかく走るからには、一生懸命やる方が得られるものも多いですからね(^^)

 

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