2016年プロ野球シーズン突入!
野球観戦の妄想も掻き立てるような、アイデアが膨らむ本の紹介です。
次の野球-横浜DeNAベイスターズ
今回紹介するのは、次の野球 という本です。
2011年秋に親会社がDeNAになって以来
とにかく数々の施策を行い、観客動員を増やしている横浜DeNAベイスターズ。
色んな所で注目を浴びていますよね!
観客動員も着実に増やしていて
2011年~2015年の4年間で、実に70万人増加(1試合平均1万人以上!)
-参考:cyclestyle.net
「横浜DeNAベイスターズ、4年間で動員数が165%に大幅増」
そして、この本自体の出版の経緯も面白く
2014年1月に、横浜DeNAベイスターズの職員、選手のためだけに
300部という小部数で制作され配られた本
なんです。この本を広く一般に出そうということで出版された本だそうですが
野球観戦のお供になるだけでなく、スポーツマーケティング本
ひいては、ビジネス書としてもタメになったんです!
野球好きだけでなく、ビジネスパーソンに役立つ!
もともとの本のコンセプトは
既存の「野球」という枠組みを超えて
「次の野球」という新たなステージに向かうためのアイデアを
全職員、全選手で出しあい、厳選してまとめられたもの
実に600ものアイデアが出たそうです。
その中でとくに抜粋された内容が紹介されてます。
たとえば、こんな感じです。
次のチケット
野球というエンタテイメント
次のスタジアム
一つ一つのイラストのクオリティは、すっごく面白くレベルが高いです。
ハッキリ言って、突拍子もないアイデアもたくさんあります(笑)
ただ、それをアイデアだけで終わらせないのが、この本なんです。
各章の終わりに、アイデアを引き出すためのキーワードがまとめられてます。
これが実に、学びになり考えさせられるんですねーーー。
まるで、野球版「アイデアのちから」
この本を実際にじっくり読んでみて、感じた事。
それは、この本は野球版 「アイデアのつくり方」 なんですね!
アイデアの出し方とは?
うーん、うーんと唸るだけでなく、どのようにしたら出てくるのか?
それを、プロ野球という身近なビジネス&レジャーにおいて
読者のみなさんのヒントになるように、書かれているんです。
シンプルで面白く見えて、実に参考になる本でした。
家の本棚に1冊置いといて、困ったときにいつでも引っ張り出したい。
頭を柔軟にして、自分のビジネスに置き換えて考えたい。
そんな時に、まさしくピッタリな一冊でしたよ!
プロ野球の観戦のお供だけでなく、ぜひビジネス書として活用していてください。
可変式スタジアムは見てみたいなぁ・・・。
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