充実した一日を過ごすためには、しっかりとした睡眠から。
2017年の学びテーマの一つ、睡眠を研究中です。
2017年7冊目の書評を更新しました。
■よく眠るための科学が教える10の秘密
今回取り上げたのは、この本です。
著者のリチャード・ワイズマン(Richard Wiseman)さんは、
イギリス・ハートフォードシャー大学の教授(心理学)
-Wikipediaより参照
日本でも自己啓発の分野を中心に、
2011年ごろから著作が出ている方ですね。
20代前半のころは、なんとプロのマジシャンだったそうです。
とにかく有名なのが「膨大なリサーチ量」
過去に3冊ほど読みましたが、よくもまぁこんなに調べるなぁ
と毎回感心させられてしまう方です。
そんなリチャード・ワイズマンさんの著作とあれば
これはとにかく楽しみ!
■眠りに関する「?」がトコトン解明される本
この本を読んで「睡眠の質を劇的に良くしたい!」という方には
この本はあまりおすすめできません
正直なところ、睡眠の質を高める専門書ではないんです。
睡眠に関する本を何冊か読んだあとに読むと、一層理解が深まる本
この本を取っかかりとして読むと・・・科学的すぎてちょっと飽きます(笑)
こんなことを知りたい方には、興味深い内容が満載!
しかも裏づけとなる情報量がたくさんなんです!
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・十代の思春期の時って、何で朝にベッドから起き上がれないんだろう・・・?
・人類の限界まで眠らずにいると、どうなるんだろう・・・?
(ちなみに世界最長不眠記録は、なんと十一日間だそうです!)
・睡眠不足になると、肥満になりやすくなるって本当?
・多相睡眠(=断続的に短い睡眠をとり続けること。例:4時間ごとに20分ずつ6回の睡眠)
ずっと取り続けることってできるの?
・羊を数え続けると、本当にすぐにぐっすり眠れる?
・スリープラーニングのCDで、眠っているあいだに本当に外国語が上達するの?
・起床時間ごとに昼寝に適した時間帯がある。その時間帯っていつ?
(起床時間が朝6:00から朝9:00まで、30分ごとにまとめています)
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などなど。よくもまぁいろんな観点から調べたなぁ。
やっぱりワイズマン博士には尊敬の念しかでません。
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■質の高いスーパースリープは、五つの助言に従おう
睡眠の質を高める内容も、もちろん紹介しています。
その内容だけを読みたい!という方であれば
レッスン3を真っ先に読みましょう。むしろココだけでいいかも。
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1、自分用のコウモリの洞窟を確保する
寝室はできるだけ暗くする。寝室の温度は摂氏十八度くらいに
2、昼間の過ごし方
頭を疲れさせる眠くなる。行ったことのない美術館やギャラリーを訪れる。
3、ベッドに入る前の時間の使い方
ゆっくり風呂に浸かる、ほのかなラベンダーの香りを漂わせる
4、眠りに落ちる方法
5、夜中に目が覚めたときの対処法
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これらは、睡眠における原理原則な内容でしたね。
大体の内容は、本やテレビで見聞きした内容なんですが復習できるので
改めて自分の習慣として落とし込みましょう。
僕は1つのテーマを集中して読むときは
最低5冊はまとめて読みます(できるかぎり、異なる著者の本を)
複数人が同じ内容を言っている=その分野における原理原則
その人だけが言っている=その人独自の理論であり、幅を広げる内容
ということを把握するためのまとめ読みですね。
睡眠に関しても、今読み始めたばかり。
これからもう何冊か一気に読み、毎日の活動量をより増やしていきます!
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