ロボット運用のプロが分析してわかった 最強の株式投資法-加藤浩一 | 当たり前を疑う人なら大好きになる本【2017書評22】

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データ好きな人ならきっとはまってしまう、そんな株式投資法の本を読みました。

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ロボット運用のプロが分析してわかった 最強の株式投資法

2017年22冊目の書評はこちら。

ロボット運用のプロが分析してわかった 最強の株式投資法

著者の加藤浩一さんは、日本初のロボット運用公募投資信託の開発者だという方。2009年に、日本で始めてロボット(プログラム)が顧客の資金を運用する公募投資信託「カブロボ・ファンド」を商品化したんだそうです。

世の中の「当たり前」を、信用してませんか?

冒頭のキッカケに、目がウロコになります。

いろいろな専門家や投資家が、いろいろな手法を紹介しています。なるほどこれならうまくいきそうだと納得するものもあるでしょう。そうした他人の手法を真似ることがいけないと言うのではありません。しかし、あなたはその手法を実践する前に、本当にそれでうまくいくか確かめているでしょうか!?

そう・・・株式投資において忘れがちなこと。

人生においても株式投資においても「●●さんが言っているから」という理由「だけ」で信用していること、思い当たりませんか?

確かに、第一人者の言っていることだけに、信用度はありそう。でも、その理屈って百発百中なんでしょうか? 自分に合う方法なのを、実際に確かめているんでしょうか?

データが好きな人なら、きっとこの本にはまる!

この本は、様々な事象に対して過去15年ほどのデータを、「トレードステーション」という投資戦略の検証用ツール」を用いて確認しています。

例えばゴールデンクロスとデッドクロス。本当に短期は25日・長期は75日がスタンダードですが、これって本当に一番正しい理屈なんでしょうか? 1日ずつズラしながらどのタイミングで売り買いをすると、最もベストなのかを算出したり。

※「ゴールデンクロス」とは、株価が下落した後に短期の移動平均線が、長期の移動平均線を下から上に抜ける現象。一方で「デッドクロス」は株価が上昇した後に短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下に抜ける現象をいいます。株を売買するときの目安タイミングの理論の一つですね。

このゴールデンクロスとデッドクロス一つをとっても、世の中で使われていることを無意識に「当たり前」だと思って使ってたなぁ、と反省しつつ学びましたね。

そして、この本の中盤以降がもっと面白い。具体的な銘柄をもとに「ピンポイント」で答えを見つけにいこうとするんです。

日経225ETF、トヨタ、ANA、コロワイド、カゴメ、伊藤園、ゼンショー、大戸屋、オリックスなど。それぞれどのタイミングで買い、どのタイミングで売ると、過去15年においてほぼ負けなしなのか。

それ以外にも、複数の銘柄の関連性をもとにデータで出したり。ANAとJALの「JA倍数」(JALの株価÷ANAの株価が◯◯以下になったら買い、◯◯以上になったら売り」とか、電通と博報堂DYの「電博倍数」とか。

そのまま鵜呑みにするかは自己責任となりますが「この傾向はしばらく続くだろう」「全勝はしなくても、大多数で勝利を掴めばOK」という考えの方であれば、手に取って実際に読んでみて損はない一冊でした。

しかし、色んな理論があるんだなぁ。

<今回学んだ一冊はこちら>

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