法政大学出身のふじたん(@shinjifujita)です。
正月の風物詩といえば箱根駅伝。第95回箱根駅伝(箱根駅伝2019)も、2日間かけてずーっと見入ってしまいました。
今回は第95回箱根駅伝のタイムをちょっとマニアックに調べてみました。
箱根駅伝といえば、やっぱり5区山登りと6区山下りの占める影響が大きいですよね。
果たして今大会では「山の影響」はどの程度だったのでしょうか。振り返ってみると驚きの結果でした!
もくじ
第95回箱根駅伝:東海大学初優勝、青学5連覇を逃す
第95回箱根駅伝は、東海大学の初優勝!
往路終了時点で2位という絶好の位置につけたうえで、6区・7区と区間2位で青山学院大学との差を縮めさせず、8区の小松陽平選手が区間新の快走で東洋大学を逆転!
黄金世代の3年生が7名出場し、見事にきっちりと役目を果たしました。一方で青山学院大学は、5区山登りでの竹石尚人選手のブレーキが痛かった・・・。
レースが終わってみて、ふと疑問に思いました。
箱根の山登り山下りと平地で比べてみたら、いったいどんな順位だったんだろう・・・?
はたして、東海大学と青山学院大学はどっちが勝っていたんだろう・・・?
第95回箱根駅伝:平地タイムと山タイムを算出してみた
本記事での調べ方は、以下の通りです。
- 全大学の総合タイムを確認
- 5区山上り+6区山下りの合計タイム(山タイム)を算出
- 「総合タイム」-「山タイム」=「平地タイム」を算出
「山タイム」(5区・6区)と「平地タイム」(1区~4区、7区~10区)のそれぞれで、各校の順位が一体どうだったと思います?
その結果がコチラです。
黄色い2つの欄=山順位と平地順位です。その右側の「5区+6区」=山タイム、他8区間=総合記録から山タイムを引いたものです。
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第95回箱根駅伝は、東海大学が平地も山も制覇していた!
続いて「山順位」のランキング順に並べてみました。
いくつか整理してみましょう。
東海大学が平地も箱根の山も制覇していた!
今回の箱根駅伝2019では、平地8区間の合計タイムも、山登り+山登りの合計タイムも東海大学が制覇していました!
ちなみに前回の箱根駅伝2018では「箱根の山」に限ると法政大学が優勝だったんです。

青山学院大学は平地ではわずか16秒差だった
一方、5連覇を逃した青山学院大学は、平地8区間に限れば東海大学とわずか16秒差(1区間あたり2秒差)
一歩で、箱根の山に限ると全大学中8位でした(前回大会では2位)
結果論にはなりますが、箱根駅伝2019では「箱根の山の差」がそのまま結果につながったといえる結果でしょう。
法政大学は山の黄金期に!
そして驚きの事実が発覚!
わたしの母校法政大学は、箱根駅伝2019でも期待通りに山を攻略していました!
5区で2年連続区間新の青木涼真選手に加えて、6区の坪井慧選手も大学新記録の好走で区間4位に。
山登り+山下りの合計タイムでは、東海大学についで2番目でした。
シード権を獲得した10校中9校は、山に限っても10位以内
そしてシード権を獲得した10チームのうち9チームは、山順位が10位以内でした(総合5位の帝京大学のみ、山順位が12位)
平地に限るとシード権の圏内だった中央大学や早稲田大学は、山を攻略できませんでしたね。
平地順位の順番に並べるとこちら
やっぱり箱根駅伝は山を攻略しないと上位に行けない。
あらためてその真実を目の当たりにした、第95回箱根駅伝の振り返りでした。
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