いよいよ、2021年もゴルフシーズンが到来!
毎年4月2週目開催のマスターズは、もちろん連日朝から見ているふじたん(@shinjifujita)です。
マスターズゴルフ2021では、3日目に松山英樹選手が65の猛チャージで首位に浮上!!
悲願のマスターズ制覇に向けて、このまま4打差から逃げ切れるかがワクワクしますよね。
ふと・・・、気になりました。
マスターズ(マスターズ・トーナメント)において、歴代の最大逆転差は何打差だったのでしょうか?
本記事では「初日、二日目、三日目時点」での、マスターズゴルフ(マスターズ・トーナメント)における、最大逆転差を調べてみました。
マスターズの公式ホームページ(英語)をもとに、追加で気になった個所を調査しています。
もくじ
マスターズゴルフ2021│初日時点での歴代の最大逆転差は?
1934年から開催のはじまったマスターズゴルフ(マスターズ・トーナメント)は、2020年までに合計84回開催されています。
マスターズゴルフ2021は85回目の開催となります。(1943年~45年は第二次世界大戦のため中止)
過去84回のマスターズにおいて、初日終了時点での歴代の最大逆転差は以下です。
最大逆転差(初日時点)
- 最大逆転差:7打差(1990年、2005年)
- 最も低い順位:33位タイ
- 逆転優勝した選手:ニック・ファルド選手(1990年、12位タイ)、タイガー・ウッズ選手(2005年、33位タイ)
なんと!
マスターズの初日終了時点での最大逆転差の記録保持者は、タイガー・ウッズ選手なんですね。
2005年のマスターズにおいて、初日は74で33位タイと出遅れましたが、2日目に66、3日目に65と連日のタイガーチャージで、3日目にはトップに浮上。
16番ホールでのあの伝説のアプローチ、世界中をくぎ付けにした「最後のひとコロがり」があった大会です。
一方で、初日トップの選手が最終的に優勝したのは84大会中17回あります(約5大会に1大会)
また、84大会中66回は、初日に10位以内から発進しています。
やっぱりメジャーを制覇するには、出だしで遅れないことが肝心なんですね!
マスターズゴルフ2021│2日目時点での歴代の最大逆転差は?
マスターズの2日目終了時点での、歴代の最大逆転差は以下でした。
最大逆転差(2日目時点)
- 最大逆転差:8打差(1956年)
- 逆転優勝した選手:ジャック・バークJr.選手
最も低かった順位
- 最も低い順位:25位タイ
- 逆転優勝した選手:ベルンハルド・ランガー選手(1985年、6打差)
2日目トップの選手が最終的に優勝したのは84大会中33回あります(約5回に2回)
言い換えると、歴代のマスターズにおいて、約60%の大会では3日目以降に逆転が起きています。
とはいえ、84大会中76回の優勝者は、2日目時点でトップ10以内の上位にいました。
やっぱり予選時点で、優勝が見える位置につけることがカギなんですね!
スポンサーリンク
マスターズゴルフ2021│3日目時点での歴代の最大逆転差は?
マスターズの3日目終了時点での、最大逆転差は以下でした。
最大逆転差(3日目時点)
- 最大逆転差:8打差(1956年)
- 逆転優勝した選手:ジャック・バークJr.選手
最も低かった順位
- 最も低い順位:13位タイ
- 逆転優勝した選手:アート・ウォールJr.選手(1959年、6打差)
2日目、3日目の最大逆転差はいずれも同じ大会から行われています。
1956年のマスターズでは、当時アマチュアだったケン・ベンチュリ選手が3日目終了時点で2位に4打差をつけてトップでした。
ただ、残念ながら最終日に80打を叩き、このときに71で回ったジャック・バークJr.選手が1打差で逆転しました。
また、この時のアマチュアの2位は、今もマスターズでのアマチュアの最高順位です(他に、1947年・1961年の2回)
2020年までのあいだに、未だにアマチュアの優勝はありません。
また、3日目トップの選手が最終的に優勝したのは84大会中47回(約56%)
つまり、松山英樹選手も50%以上の確率でマスターズ制覇ができる・・・!?
最終日に逆転があった有名な大会としては、1978年(ゲーリー・プレイヤー選手、7打差)や、1996年(ニック・ファルド選手、6打差)などが挙げられます。
とくに1996年は、グレッグ・ノーマン選手が最終日に78打を叩いて、ニック・ファルド選手に6打差を逆転された悲劇の大会としても知られていますよね。
スポンサーリンク
マスターズゴルフ2021│松山英樹選手の過去の戦績(初日・最終順位)
悲願の日本人初制覇へ!
松山英樹選手のマスターズ過去出場大会における、初日時点の順位と最終順位も調べてみました。
2011年にマスターズ初めて出場し、マスターズ2021で10回目の出場です。
松山英樹選手のマスターズ歴代記録
- マスターズ2011:31位タイ(8打差) → 27位タイ(13打差、ローアマ)
- マスターズ2012:14位タイ(4打差) → 54位タイ(19打差)
- マスターズ2013:出場せず
- マスターズ2014:90位タイ(12打差) → 予選落ち
- マスターズ2015:18位タイ(7打差) → 5位(7打差、歴代最高順位)
- マスターズ2016:13位タイ(5打差) → 7位タイ(5打差)
- マスターズ2017:54位タイ(11打差) → 11位タイ(8打差)
- マスターズ2018:29位タイ(7打差) → 19位(12打差)
- マスターズ2019:63位タイ(9打差) → 32位タイ(10打差)
- マスターズ2020:10位タイ(3打差) → 13位タイ(12打差)
- マスターズ2021:6位タイ(4打差) → ?
2015年~2019年までは、初日のスコア差とほぼ同じスコア差で最終的に回っています。
初日に60台で回って好順位をキープできれば・・・!
マスターズ2021では、初日から69(トップから3打差)→71→65と回り、3日目終了時点で2位に4打差をつけての単独首位です!
マスターズゴルフ2021│松山英樹選手の制覇の確率は87%!?
今回はマスターズ(マスターズ・トーナメント)の歴代の最大逆転差をまとめてみました。
改めて整理してみると「3日目時点からの逃げ切りは約56%の確率」で「3日目までに上位にいれば可能性あり」ということなんですね。
また、最終日に逆転劇のあった37大会中26回は、3日目終了時点でトップと3打差以内につけていました。
マスターズ2021においては、2位に4打差なので該当選手はいません。
一方で、3日目終了時点で4打差以上離れていたところからの逆転優勝はいままでに11回あります(=約13%)
今回は4打差をつけての単独首位なので、過去のデータ上は87%の確率で松山英樹選手がマスターズを制覇します!
サンデー・バックナインのハラハラする展開を見たいと思いつつ、やっぱり松山英樹選手の悲願のマスターズ制覇が楽しみです!!
松山英樹選手の着用モデルのゴルフウェアやゴルフシューズはこちら!
マスターズゴルフ2021の観戦の合間に!
ゴルファーに合わせておすすめの記事は以下からどうぞ。




CHECK NOW