いよいよゴルフシーズンが到来!毎年4月2週目開催のマスターズは、もちろん連日朝から見ているふじたん(@shinjifujita)です。
ゴルフの祭典、マスターズ2019では日本人選手も4名が出場!
6年連続8度目の出場となる松山英樹選手、今平周吾選手、小平智選手、アマチュアの金谷拓実選手の4名が出場。ぜひメジャー初制覇に向けて上位進出してもらい、わくわくしながら盛り上がりたいところ!
ふと・・・気になりました。
マスターズ(マスターズ・トーナメント)において、歴代の最大逆転差は何打差だったのだろう?この記事では、初日、二日目、三日目時点での最大逆転差を調べてみました。
※マスターズの公式ホームページ(英語)をもとに、追加で気になった個所を調査しています。
目次
マスターズ 初日時点での最大逆転差は?
1934年から開催のはじまったマスターズ・トーナメントは、2018年までに合計82回開催。2019年のマスターズは83回目の開催となります。(1943年~45年は第二次世界大戦のため中止)
過去82回のマスターズにおいて、初日終了時点での最大逆転差は以下です。
最大逆転差(初日時点)
- 最大逆転差:7打差(1990年、2005年)
- 最も低い順位:33位タイ
- 逆転優勝した選手:ニック・ファルド選手(1990年、12位タイ)、タイガー・ウッズ選手(2005年、33位タイ)
なんと!マスターズの初日終了時点での最大逆転差の記録保持者はタイガー・ウッズ選手でした。
2005マスターズにおいて、初日は74で33位タイと出遅れましたが、2日目に66、3日目に65と連日のタイガーチャージで、3日目にはトップに浮上。
16番ホールでのあの伝説のアプローチ、世界中をくぎ付けにした最後の一コロがりがあった大会です。
一方で、初日トップの選手が最終的に優勝したのは82大会中16回ですが、82大会中65回では初日に10位以内から発進しています。
やっぱりメジャーを制覇するには、出だしで遅れないことが肝心!
マスターズ 2日目時点での最大逆転差は?
マスターズの2日目終了時点での、最大逆転差は以下でした。
最大逆転差(2日目時点)
- 最大逆転差:8打差(1956年)
- 逆転優勝した選手:ジャック・バークJr.選手
最も低かった順位
- 最も低い順位:25位タイ
- 逆転優勝した選手:ベルンハルド・ランガー選手(1985年、6打差)
2日目トップの選手が最終的に優勝したのは82大会中32回。歴代のマスターズにおいて、半数以上の大会では3日目以降に逆転が起きています。
とはいえ、82大会中74回の優勝者は、2日目時点でトップ10以内の上位にいました。
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マスターズ 3日目時点での最大逆転差は?
マスターズの3日目終了時点での、最大逆転差は以下でした。
最大逆転差(3日目時点)
- 最大逆転差:8打差(1956年)
- 逆転優勝した選手:ジャック・バークJr.選手
最も低かった順位
- 最も低い順位:13位タイ
- 逆転優勝した選手:アート・ウォールJr.選手(1959年、6打差)
2日目、3日目の最大逆転差はいずれも同じ大会から。
1956年のマスターズでは、当時アマチュアだったケン・ベンチュリ選手が3日目終了時点で2位に4打差をつけてトップでしたが、残念ながら最終日に80打を叩き、71で回ったジャック・バークJr.選手が1打差で逆転。
この時のアマチュアの2位は、今もマスターズでのアマチュアの最高順位なんです(他に、1947年・1961年の2回)
マスターズ2018までのあいだ、未だにアマチュアの優勝はありません。
また、3日目トップの選手が最終的に優勝したのは82大会中46回。約40%強の大会では、最終日に逆転が起こっています。
最終日に逆転があった有名な大会としては、1978年(ゲーリー・プレイヤー選手、7打差)や、1996年(ニック・ファルド選手、6打差)などが挙げられます。
とくに1996年は、グレッグ・ノーマン選手が最終日に78打を叩いて、ニック・ファルド選手に6打差を逆転された悲劇の大会としても知られています。
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松山英樹選手の歴代の初日時点と最終順位は?
悲願の日本人初制覇へ!松山英樹選手のマスターズ過去出場大会における、初日時点の順位と最終順位も調べてみました。
2011年マスターズで初出場し、2019年マスターズで8回目の出場です。
松山英樹選手のマスターズ歴代記録
- 2011年:31位タイ(8打差) → 27位タイ(13打差、ローアマ)
- 2012年:14位タイ(4打差) → 54位タイ(19打差)
- 2013年:出場せず
- 2014年:90位タイ(12打差) → 予選落ち
- 2015年:18位タイ(7打差) → 5位(7打差、歴代最高順位)
- 2016年:13位タイ(5打差) → 7位タイ(5打差)
- 2017年:54位タイ(11打差) → 11位タイ(8打差)
- 2018年:29位タイ(7打差) → 19位(12打差)
- 2019年:63位タイ(9打差) → 32位タイ(10打差)
2015年~2019年までは、初日のスコア差とほぼ同じスコア差で最終的に回っています。初日に60台で回って好順位をキープできれば・・・!
2019年大会を見ても、あらためて同様に感じましたね。
序盤から上位キープ+爆発がマスターズ制覇へ!
今回はマスターズ(マスターズ・トーナメント)の歴代の最大逆転差をまとめてみました。
改めて整理してみると「3日目時点からの逃げ切りは半分強」「3日目までに上位にいれば可能性あり」ということなんですね。
最終日に逆転劇のあった36大会中25回は、3日目終了時点でトップと3打差以内につけていました。
とはいえ、3日目終了時点で4打差以上離れていたところからの逆転優勝も実に11回!だからこそ、サンデー・バックナインでの逆転劇や一気に急上昇する選手にワクワクするんですよね。
ちょっと眠い目をこすりながらワクワクして、いつかオーガスタ(オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ)を回りたいと憧れる、そんなマスターズ漬けの週末がまたはじまります!
タイガー・ウッズ選手、2019マスターズで14年ぶりの制覇!記録づくめの大会を振り返ってみました。
