毎年ふるさと納税では、各地の美味しいグルメを返礼品で受け取っているふじたん(@shinjifujita)です。
わたしの家では、ふるさと納税の手続きはすべてわたしが行っているので、突然食べ物の宅急便が届くと妻や息子くんにも喜ばれます。
ただ、ふと思いました。
ふじたん
そして、好きな地域(都道府県・市区町村)へ寄附をすることで受け取れる返礼品の一つに「マラソン大会のエントリー(出走権利)」があります。
今回は「ふるさと納税の返礼品で走れるマラソン大会」について、詳しくまとめました!
もくじ
ふるさと納税を申し込むなら、2019年6月までがおすすめ!
テレビや新聞などで見聞きした人も多いかもしれませんが、2019年6月から「ふるさと納税の返礼品」は今まで以上に規制されます。規制の内容は、簡単にいうと次の2つです。
- 返礼品の価値は寄付金額の3割以下
- 返礼品は地場産品に限定
今までは高還元率の返礼品が多かったんですが(中には、Amazonギフトカードとかも)、2019年6月以降はこれも規制されるんですね。
例年は、12月の年末に慌てて申し込む人も多かったと思いますが、2019年に限っては「ふるさと納税は早く申し込んだ方がお得」です。
代表的なサイト
ふるさと納税の限度額はどうやって知るの?
ふるさと納税は、返礼品を注文した分だけ「所得税、住民税」が控除されますが、収入によって限度額が決まっています。
まずは「控除上限額の目安」を調べて、自分が注文できるふるさと納税の金額を調べましょう。
たとえば、配偶者ありの場合。給与収入が500万円だと寄附上限額の目安は69,000円です。
ふるさと納税で申し込めるマラソン大会(フルマラソン)
それでは、ふるさと納税の返礼品で申し込める大会を紹介しますね。
今回は「フルマラソン」の申込が可能な大会をリストアップしました。
開催 | 大会名 | 都道 府県 |
申込金額 (円) |
人数 | 別途 参加料 |
10月 | いわて北上マラソン | 岩手県 | 25,000 | ? | ? |
10月 | 長井マラソン | 山形県 | ? | ? | ? |
10月 | 水戸黄門漫遊マラソン | 茨城県 | 49,000(宿泊付) 30,000(宿泊なし) |
先着30名 先着120名 |
不要 |
10月 | 柏崎マラソン | 新潟 | ? | ? | ? |
10月 | 富山マラソン | 富山県 | 40,000 | 先着700名 | 不要 |
10月 | 金沢マラソン | 石川県 | 50,000 | 先着700名 | 必要 |
10月 | しまだ大井川マラソン | 静岡県 | 50,000 | 先着100名 | 必要 |
11月 | あいの土山マラソン | 滋賀県 | 17,000 | ? | 必要 |
11月 | さいたま国際マラソン | 埼玉県 | 50,000 | 先着70名 | 不要 |
11月 | いびがわマラソン | 岐阜県 | 100,000 | 先着400名 | 不要? |
11月 | 福岡マラソン | 福岡県 | 100,000 | 先着100名 | 必要 |
11月 | 神戸マラソン | 兵庫県 | 100,000 | 先着350名 | 必要 |
11月 | つくばマラソン | 茨城県 | 50,000 | 先着350名 | 必要 |
11月 | 大阪マラソン | 大阪府 | 100,000 | 先着600名 | 必要 |
12月 | いぶすき菜の花マラソン | 鹿児島県 | 20,000 | ? | 不要? |
1月 | 館山若潮マラソン | 千葉県 | 30,000 | 先着50名 | 必要 |
2月 | 紀州口熊野マラソン | 和歌山県 | 30,000 | 先着100名 | 不要? |
2月 | 京都マラソン | 京都府 | 100,000 | 先着780名 | 必要 |
2月 | 高知龍馬マラソン | 高知県 | 50,000 | 先着5名 | 不要 |
2月 | 北九州マラソン | 福岡県 | 30,000 | 先着300名 | 必要 |
2月 | 熊本城マラソン | 熊本県 | 30,000 | 先着500名 | 必要 |
3月 | 鹿児島マラソン | 鹿児島県 | 30,000 | 先着250名 | 必要 |
3月 | 古河はなももマラソン | 茨城県 | 25,000 | ? | 必要 |
4月 | かすみがうらマラソン | 茨城県 | 50,000 | 先着200名 | 不要 |
※2019年5月時点。最長距離が「フルマラソン」の大会のみ。
※各大会の公式ホームページやエントリー情報を元にしています。すでに申込締切の大会や、前年に実施して本年は大会情報を未発表の大会も含まれます。また不明箇所や本年異なることが判明した個所は、訂正します。
ふるさと納税なら、エントリー締切済でも出走可能!?
上記を調べてみて、わかったことをまとめますね。
申込金額は3~10万円程度から
ふるさと納税の返礼品でマラソンのエントリー権を受け取る場合、申込金額は3~10万円程度がほとんどです。
福岡マラソン、神戸マラソン、大阪マラソン、京都マラソンなどの「大都市かつ10,000人以上のマラソン大会」では、10万円の大会が多いです。逆にそれ以外のフルマラソンの場合は、3~5万円が大半を占めます。
また、「フルマラソン」の返礼品の申込方法は「大会ホームページから直接」「ふるさとチョイス」「さとふる」のいずれかを採用する自治体がほとんどです。
エントリー代が含まれるかは大会しだい。15,000円のエントリー権が含まれることも
1点注意事項としては「エントリー費用が含まれるかどうか」は、大会によって異なります。
たとえば「さいたま国際マラソン」の場合、こちらは50,000円の納税をすれば48,000円が税額控除されて、15,000円のエントリー権もタダで参加することができます。(対象者はさいたま市外在住者に限る)
納税を収めるだけで、実質2千円で「さいたま国際マラソン」を走れる上に、15,000円もお得になります(きっちり、返礼品の価値は寄付金額の3割以下)
なお、控除される納税額は、年収や家族構成によって異なります。
ふるさと納税なら、すでにエントリー締切の大会でも走れる!?
人気のマラソン大会の場合、抽選倍率が◯倍とか、先着順のエントリーがわずか数時間~数日で締め切りになることも多々あります(人気アーティストのライブチケットと同じようなイメージ?)
ところが、ふるさと納税の出走枠は意外と穴場なんですよ。
例えば「2019年10月27日開催の富山マラソン2019」の場合、4月20日から先着順だった一般枠エントリーはわずか3日間で終了!一方、ふるさと納税枠はまだ在庫が残っている状況です(2019年5月14日時点)
このように、すでにエントリー締切済の大会でも、ふるさと納税の返礼品で走れる可能性があります!
ハーフマラソンなら、返礼金額1~3万円で申込可能
とはいえ、フルマラソンの返礼金額が3~10万円だと判明して「うっ・・・、ちょっと高いな・・・」と思っている人もいますよね。
フルマラソンではなく「ハーフマラソン」であれば、返礼金額1~3万円の大会がほとんどを占めます。
ハーフマラソンの返礼品の例
- 甲州フルーツマラソン(ハーフ):10,000円
- 山形まるごとマラソン(ハーフ):20,000円
- 果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン(ハーフ):20,000円
- 所沢シティマラソン(ハーフ):30,000円
- 三浦国際市民マラソン(ハーフ):30,000円
フルマラソンだけではなく、ハーフマラソンも含めると選択肢は広がります!
たとえば、ハーフマラソン+地元名物グルメを組み合わせて、控除上限額に近づけるという方法も。以下から返礼品一覧をチェックできますよ。
ふるさと納税を含めると、マラソン出走の可能性が広がる!
この記事では「ふるさと納税の返礼品で走れるマラソン大会」について、詳しくまとめました。
大阪マラソンや京都マラソンのような人気のマラソン大会の場合、当選倍率が4~5倍になることも。
そして、毎年応募しながら4~5年に1回の当選を待つだけではなく、ふるさと納税の返礼品で申し込むという選択肢もあるんですよ!ぜひ検討してみてくださいね。
他にもおすすめのふるさと納税の返礼品
フルマラソンの出走枠と合わせて、控除上限額までふるさと納税を申し込みたい。他におすすめの返礼品も紹介。




おすすめのマラソン大会情報
2019年秋以降の大会から、おすすめのマラソン大会情報をピックアップ!年に複数回走る予定の人は、1つはふるさと納税の返礼品で、1つは当選狙いでという戦法もあります。




