息子と鳥取・島根への山陰旅行に行ってきたふじたん(@shinjifujita)です。
今回のメインは、寝台列車「サンライズ出雲」で出雲市から東京までの移動。3泊5日の限られた旅行時間を最大限に過ごすために、往路の東京から鳥取までは夜行バスを利用しました。
東京と鳥取を結ぶ夜行バス(深夜バス)って、実際どうなの!?
本記事では、東京発鳥取行きの夜行バスの行き先や時刻表、東京と鳥取を結ぶ夜行バス(キャメル号)の車両設備や乗ってみた感想(口コミ・評価)などをまとめました。
新型コロナウイルスの影響に伴い、2020年4月7日~5月6日は運休。5月7日~当面の間は販売は中止しています。早く平常の日々が戻ることを願っています。
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もくじ
東京発鳥取行きの夜行バスの種類・行き先・料金
東京発鳥取行きの夜行バス(深夜バス)には、以下の種類・行き先・料金があります(スマートフォンの場合は右にスライドしてください)
バスの種類 | 主な出発場所・時刻 | 主な到着場所・時刻 | 料金(大人) |
オリオンバス | 東京駅20:30発 | 米子駅6:50着 | 5,800円~ |
ウィラートラベル | バスタ新宿19:40発 | 米子駅6:45着 | 5,900円~ |
京浜急行バス (キャメル号) |
品川BT20:25発 渋谷駅21:20発 |
米子駅7:05着 | 11,700円 |
京浜急行バス (キャメル号) |
品川BT20:55発 渋谷駅21:50発 |
鳥取駅6:50着 倉吉駅8:00着 |
10,700円 |
杉崎高速バス | 東京駅21:30発 横浜YC22:25発 |
鳥取駅9:30着 | 8,100円~ |
つまり、東京都内から鳥取駅まで夜行バスで行くには「京浜急行バス」(キャメル号)・杉崎高速バスの2種類。
今回は、旅行の最初の目的地を鳥取駅にして、西へ西へと移動して島根県に入るスケジュールのため、鳥取駅行きの「京浜急行バス」(キャメル号)を利用しました。
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東京発鳥取行きの夜行バス:京浜急行バス(キャメル号)の車内設備
それでは「京浜急行バス」(キャメル号)の車内設備、実際の運行スケジュールなどを紹介します。
車内設備
一言でいうと「想像していた以上にはるかによかった!」
「スーパーハイデッカー29人乗り」というタイプの車内は、全席が3列独立シート。横の人を気にせず座れます。
リクライニングが深い!
今回は真後ろに乗客がいなかったので最大限に倒しましたが、混みあう時期なら「全員が数珠つなぎに」シートを倒さないとクレームになるレベル。笑
ほぼ最大限に倒したのが、下の写真の状態です。
ブランケット・車内用のスリッパも用意。冷水とお茶のティーサーバーもありました。
さらに、各座席にはUSBコンセントもあり(1人1つ)
車内トイレも完備しており「飛行機内のトイレ」のような作りでした。
夜行バスとしては、まったく申し分がありません!とくに、普段4列シートを利用する人にとっては感動するレベル!
ただし「ネックピロー」(トラベルピロー)や「アイマスク」はないので、あらかじめ準備するといいです。
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また、注意点としては「渋谷マークシティ5Fのバスターミナル」の利便性が悪いこと。
自動販売機、お手洗い、待合室(窓側のカウンター席にコンセントあり)はありますが、バスタ新宿と比べると「最低限の設備」という印象。
渋谷駅からの移動時間が10分ぐらいかかるので、出発時刻(21時50分発)に余裕をもって移動するといいですよ。
運行スケジュール
「京浜バス」(キャメル号)では、途中のサービスエリアでの休憩は2回(乗客が降りられる休憩)
今回は、新東名高速道路の「NEOPASA清水」で1回目の休憩で、23時すぎの出発からは車内は完全消灯。
その後、朝5:00前に中国自動車道の「加西サービスエリア」で休憩。目が覚めたので、ちょっと外に出てストレッチしてリフレッシュ。
夜明けになり鳥取駅に到着する数分前になると、やっと正面のカーテンが開いてフロントガラス越しに景色が見られます。
無事に鳥取駅に到着しました!
キャメル号はこのあと倉吉駅まで移動します。さぁ、鳥取観光をはじめるよぉ~!
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東京発鳥取行きの夜行バス:京浜急行バス(キャメル号)のよかった点
京浜急行バス(キャメル号)を利用してみてわかった、特によかった点(メリット)は以下でした。
京浜バスの設備が想像以上によかった!
まず、設備の良さは想像以上!
正直なところ「ちゃんと寝られるかな・・・」と半信半疑だったのですが、全席が3列のシートであり、深いリクライニングなので高速バスとしてゆったり休めます。
最も早い時間帯に鳥取駅に入れる
また、キャメル号の良い点は「もっとも早い時間帯に鳥取市内に入れる」ことです。
定刻では6時50分に鳥取駅に到着なのですが、わたしが乗車した時は道路状況も順調だったので6時30分には到着しました。
東京から鳥取までは、朝一の飛行機でも鳥取空港着は朝8時ちょうど。もう1社の杉崎高速バスの場合は、朝9時30分に鳥取駅に到着。
限られた旅行時間を最大限に使いたい人や、人が少ない時間帯に鳥取砂丘に行きたい人にとっては、もっとも鳥取県内での滞在時間を増やすことができます!
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東京発鳥取行きの夜行バス:京浜急行バス(キャメル号)の悪かった点
一方で、以下に該当する人の場合は、夜行バス「京浜急行バス」(キャメル号)は不向きです。
朝が早すぎるのが苦手な人には不向き
「朝6時50分」に鳥取駅に到着では早すぎる。という人には不向きです。
交通機関があれば鳥取砂丘には行けますが、鳥取駅付近の「レンタカー会社」は基本的に朝8時00分からの営業。
そのためレンタカーを借りて移動する場合は、1時間~1時間半ぐらいは駅前散策や駅舎内で待機などをする必要があります。
運がよければ入場券だけ購入して「コナン列車」を見に行くことも可能!この日は、朝7:07発の米子行きを見られました(鳥取駅の切符売り場にて「本日のコナン列車」の時刻表が見られます)
料金がやや高い
全席が「3列独立シート」ということもあり、夜行バスにしては料金が高めです(東京都内発の場合、鳥取駅までは10,700円、倉吉駅までは11,200円)
もう1社の杉崎高速バスの場合は、通常で8,000円~9,000円で、トク割(特割)だと更に10%オフになります。
東京発鳥取行きの夜行バス
- 京浜急行バス(キャメル号):料金は高いけど到着時刻が早く
- 杉崎高速バス:料金は安いけど到着時刻が遅い
それぞれに「メリット・デメリット」があるので、どちらを選ぶかはスケジュール次第。
今回は京浜急行バスを使いましたが、少しでも料金を抑えたい学生旅行だったら杉崎高速バスもアリですね。
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東京発鳥取行きの夜行バスを利用してみた感想【まとめ】
本記事では、東京から鳥取までの夜行バス(キャメル号)を利用してみた感想をまとめました。なにより、3列独立シートでゆったり移動できたのがよかった!
このあと鳥取駅の周辺で1時間ほどゆっくり過ごし、レンタカーを借りて鳥取砂丘へ。
鳥取砂丘に到着した直後から、エネルギー全開で動き回ることができましたよ。
鳥取についたら、まずは鳥取砂丘へ!

山陰旅行(鳥取・島根旅行)の全記事は、以下にまとめています。
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