息子と二人で3泊5日の鳥取・島根への山陰旅行に行ってきた、ふじたん(@shinjifujita)です。
今回は東京から夜行バスで鳥取市内に入り、鳥取砂丘で遊んだ後にどんどん西へ移動。2日目以降のスケジュールを考えて、初日は皆生温泉に宿泊することにしました。
本記事は、皆生温泉にあるホテル「三井別館」の宿泊レポート。
お部屋の設備や食事内容、どのような点が良かったか・ちょっと気になったのかなど、宿泊者目線で口コミ・評価をまとめました。
結論から言うと、子連れや家族旅行なら申し分のない、リーズナブルなホテルでした!
もくじ
【皆生温泉】三井別館の基本情報
まずは、三井別館の基本情報から。アクセス・外観・館内設備・宿泊料金などを紹介しますね。
アクセス
JR米子駅から車で約15分。境港からは車で約30分、鳥取砂丘からは車で約1時間30分です。
外観
三井別館の外観です。
以前ここにあった宿を買い取り、2002年に創業したというホテル。そのため、外観はちょっと古め。
館内設備
ロビーからは日本庭園が眺められます。この奥には、離れ2階建て一軒家の「特別室」もあります。
他には、お土産売り場、ゲームコーナー、ナイトラウンジ、自動販売機など。
館内のラーメン屋さん「伯耆茶屋」(ほうきちゃや)には、新井貴浩氏(元広島・阪神)や釜本邦茂氏、新日本プロレスのタイガーマスク氏・金本浩二氏など多数の著名人のサインも。
夜24:00まで営業しており、夜の一杯や部屋に出前を頼むことも可能。
自動販売機は、ソフトドリンク、アルコール、たばこ有。徒歩3分ほどでコンビニもありますが、管内だけでも充分な設備。
高齢者にも対応しており、車椅子用の昇降機もあります。
宿泊料金
今回は、楽天トラベルにて「和洋室・1泊朝食プラン」で宿泊。
中学生の息子と二人で、合計7,150円でした。はっきり言って安すぎる!(別途、入湯税が1人150円)
食事付プランの場合は、境港産紅ズワイガニを使用した「弥山の膳」や蟹のフルコース「蟹づくし満足会席」など、季節に応じて10種類以上のプランがあります。
夕食付プランの場合、おおよそ1人10,000円強~。
今回は境港観光をしてみたかったので、チェックイン後に外出して「御食事処さかゑや」(さかえや)で夕食にしました。

【皆生温泉】三井別館の部屋情報や眺望
三井別館には全50室の客室があり、部屋のタイプは全部で5種類。今回は「和洋室(ツイン+和室8畳)」に宿泊しました。
部屋のタイプ
- 特別室(離れ2階建て一軒家)
- 和室10畳+4畳(2~3階)
- 和室(1~3階)
- 和洋室(4~5階) ※今回宿泊した部屋
- 訳ありツイン(2~3階)
和洋室の設備
和洋室は、8畳の座敷とシングルベッドを2台設置した、バス・トイレ付きのお部屋。
以下、ベッドから眺めた部屋の様子です。
和室側から眺めてみると、なんだか趣のある雰囲気。
基本的な設備はそろっています。テレビ・冷蔵庫・給湯器・サイドテーブルなど。
浴衣・バスタオル・ハンドタオル。クローゼットのハンガーは5個で、ちょっと少ないかな。
因幡の白うさぎ(大山バター入りの焼きまんじゅう)のお茶菓子が嬉しい!
和洋室からの眺望
半分の部屋は海側、半分の部屋は山側に面しています。今回は海側の部屋でした。
あいにく小雨だったのですが、天気がよければ海も遠くに一望できます!
また、皆生温泉のビーチも徒歩5分ほど。朝の散策や、天気がいい日の夕日鑑賞にもおすすめです!
スポンサーリンク
【皆生温泉】三井別館の朝食
朝食は大広間にて。他のお客さんと一緒に、それぞれテーブルが分かれて食事する形式でした。
朝食は和定食の1種類。
湯豆腐、しじみの味噌汁、焼き魚、サラダ、小鉢、ヨーグルトなど。
また、三井別館の名物「うに椎茸」もあります。ちょっとピリ辛で朝からご飯が進む味!(お土産でも販売しています)
スポンサーリンク
【皆生温泉】三井別館のとくに良かったところ
わたしが宿泊して感じた、三井別館のとくに良かったところは以下です。
とにかく部屋が広い!
今回宿泊した「和洋室」は「ツインベッド+和室8畳」
この部屋がとにかく広い!「ツインルーム2部屋分」くらいの広さがあります。肌感覚では30平方メートル以上!?
和室用の布団もあり、スリッパも部屋に6つ。ということは、この部屋は最大6人用?(公式HPによると、定員は5名)
わたしが宿泊施設を選ぶときは「部屋の広さ」を何より重視することが多いのですが、期待以上でした!
大浴場(温泉)が独特で長く入れる
「皆生温泉の源泉は、美肌の湯」
「御影の湯」「人魚の湯」という2種類の大浴場があり、夜と朝で男女が入れ替わります。
「ナトリウム・カルシウム塩化物泉」の「御影の湯」には、浴槽の中に3つくらいの段差があり「半身浴」だけでなく「寝湯」もできます(水深が20cmぐらい)
湯温は1種類でやや熱めなのですが、全身浴をしないことでゆっくり入れますよ。
館内Wi-Fi完備
建物自体は古いですが、ネット環境は申し分ありません。
息子くんが持参した「ニンテンドースイッチ」も、まったく不自由なく遊べるネット環境でした。
朝食付きで温泉や広々とした部屋も揃っていて、親子2人(大人2名料金)で7,150円。はっきり言ってお得すぎます!!
【皆生温泉】三井別館のイマイチだったところ
逆に三井別館で「ここはイマイチだったな」と感じた部分を紹介しますね。
部屋の設備が古い(特にコンセント)
外観が古いのは致し方ないとして、部屋の設備にも昔の名残を感じさせます。
普通はベッド脇にある「コンセント」もありません。 ※テレビの横と洗面所にあります
それでも、部屋のトイレはウォシュレット付なのでよかったです。
良くも悪くも「古き良き時代の宿泊施設」を感じさせます。
ちなみに「特別室・訳ありツイン」は完全禁煙ですが、他の部屋は換気・消臭での対応(部屋に灰皿が置いてありました)
ベッドが狭い
おそらく「セミシングル」なのかな?
横幅100cmのシングルベッドより明らかに狭いです。ざっと寸法を測ったところ、横幅90センチくらいのシングルベッドが2つ。
とはいえ、和室用に布団が3セットあります。ベッドの狭さが耐えられないのであれば、和室に布団を敷いて寝ることも可能。笑
朝寝坊したい人には朝食が不向き
朝食がかなり独特で、開始時刻が「7時、7時半、8時」の3択のみです。
チェックアウトは10時なのですが、ゆっくり寝て朝9時ぐらいに朝ごはんを食べたい人には合わないですね。そのため、乳幼児連れには合わないかもしれません。
今回は山陰の観光スポットをたっぷり詰めたスケジュールだったので、朝7:00の朝食開始にしました。
朝早くから観光したい人ならば、朝食時間も気にならないです。
【皆生温泉】三井別館の宿泊レポートまとめ
本記事は、鳥取県米子市の皆生温泉にある「三井別館」の宿泊レポート(口コミ・評価)でした。
最初は「親子二人で朝食付7,150円でどんな宿なんだろう??」と半信半疑でしたが、期待以上に良かったです!
米子駅周辺でビジネスホテルに宿泊するのであれば、ちょっと足を延ばして皆生温泉に行き、このホテルに宿泊するという選択肢がおすすめでしたよ!
山陰旅行の旅行スケジュールや各施設の体験レポートは、以下にまとめています。
CHECK NOW