2014年6冊目のゴルフ書評は、藤田寛之選手の本。
賞金王になって以降、急激に書籍が増えた中で、最近発売された1冊です。
本記事は「藤田寛之 上手いゴルフ 賢いゴルフ」という本の書評レビューです。
もくじ
藤田寛之 上手いゴルフ賢いゴルフ の概要
2013年10月に、主婦の友社より出版された一冊。
主婦の友社といえば、育児・料理・ファッションなど
数々の女性向け雑誌を持つ出版社ですよね。
HPを見ても、「ゴルフ」どころか「スポーツ」というキーワードすらありません。
参考 主婦の友社 公式サイト主婦の友社
そんな中で、2012年ゴルフ賞金王の藤田寛之選手の本を発刊したのは
ものすごく画期的な(珍しい)ことな気がしますね~。
会社として、斬新なことがしたかったのかな・・・?
とにかく、パワーフェードをとことん学べます!
わたし自身も、藤田寛之選手の著作をかれこれ5冊ほど読みました。

他の書籍と比較しても、今回の書籍の特筆すべきところは
藤田寛之選手の代名詞ともいえる
パワーフェード
にとことん特化しているところですね。
序章、第1章と合わせて、実に80ページものボリュームで
フェードヒットのスイング作りを紹介しています!
クローズドスタンスに構えて、フェードボールを打っています。
スタンスは右を向けて、肩は左を向けたクロスしたような構えが、
フェードボールを持ち球にしているプロたちの常識になっています。
・・・という驚きの冒頭から始まり、そしてスイング作りを説明しています。
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賢いゴルファーになるためのメソッドも詰まった本
他の本には見られなかった、学びになった考えを整理してみましょう。
● ドライバーのアドレスでクラブヘッドをソールせず、軽く浮かせています。
ボールがティアップされているのに、フェースが地面というのに違和感があるからです。
フェースをボールの高さに合わせたほうが、肩や腰がスムーズにレベルターンできるのです。
● 私のスイングは、サンドウェッジでの30ヤードのアプローチショット、
ピッチングウェッジ、7番アイアン、そしてドライバーという4本で作ります。
変わるのはボールの位置とスタンス幅だけです。
ボディターンが一番小さく集約されているのが、30ヤードのアプローチです。
この練習に時間を割いてみてください。
● フェアウェイウッドはアプローチ感覚で打つ。
200ヤード飛ばすのではなく、200ヤードのアプローチショットと考えてみることで、
無理のないスイングを試みるといいでしょう。
(出来るかぁ!? という気もしますが・・・苦笑)
● 100ヤード以内のショットもボディターンで打つ。
オープンスタンスをとり、スライスボールを打つイメージでスイングをして、
左への引っ掛けに対する不安を取り除くのです。
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とにかくパワーフェードをマスターしたい方向けの一冊【まとめ】
そして更にいうなら、引っ掛けやダッグフックをなくしたい方にも
色々な考え方を得られる一冊でしたよ!
私自身は、持ち球のドローからフェードに変えようかと思案中です。
(やっぱり、フェードの方が曲がり幅のブレが少ないんですよね~)
ドローであってもフェードであっても、曲がり幅をコントロールできるように
腕の力ではなく、ボディターンの重要性を改めて実感させられました!
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