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【書評】スイングが激変する!グリップ・レッスン -眞中謙治│ゴルフのグリップ【のみ】に絞った、画期的なゴルフレッスン本

ゴルフの基本は、アドレスとグリップ。

色んなところで見聞きしますが、グリップの基本ってわかっていますか?

 

「グリップに基本ってあるの??」とお悩みのゴルファーにこそ、読んでもらいたい一冊を発見しました!

本記事は「スイングが激変する!グリップレッスン」というゴルフ書籍の書評です。

ゴルフのグリップ【のみ】に特化した、画期的な一冊

レッスン歴40年。

その間に指導したアマチュアゴルファーは延べ2000人以上。

という、ゴルフコーチ眞中謙治さんの著作です。

 

冒頭から、グリップの意義をわかりやすく説明してくれます。

 

・・・その一説を紹介・・・

最近のアマチュアゴルファーのスコアは

確かに昔に比べて向上しているかもしれません。

しかしその多くは、ギアの進化によるものと言っていいように思います。

ゴルフ技能が一昔前のゴルファーよりレベルアップしたとは思えません。

 

トッププロのDVDを見て、動きを一生懸命真似ようとしても

「グリップ」が間違っていては絶対に同じような動きはできないのです。

 

そう、正しいスイングのためには正しいグリップ!

状況に応じた、グリップの基本的な原理原則がある

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ゴルフって、一打一打をどのように打つのか

本当にいろんな状況がありますよね。

  • ドライバーで飛ばしたい、OBを避けたいときのグリップ
  • フェアウェイウッドでグリーンを狙っていくときのグリップ
  • アイアンでリカバリーショットを打つときのグリップでの対処法
  • ランニングアプローチとピッチエンドランのグリップの握り方と動き

 

・・・などなど、一つ一つのシーンに応じたグリップの方法を説明しています。

こんなに覚えられるかぁ!? というぐらいに(苦笑)

 

まずは、自分が苦手としている場面 (例: 左足下がりが苦手なんだよね)

を明確にイメージしてから、その場面ではどのようにグリップをすればいいか

を意識して読んでみると、すごく頭に入ると思いますよ!

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この本を読んで印象に残ったところ

平均スコア90で「上半身の突っ込む癖」と「コックが強すぎる」のが悩みのゴルファー、ふじたん(@shinjifujita)です。

わたし目線で印象に残った個所は

 

● 強振すればグリーンに届くと思ったらグリップは指2本分短く持て

狙いはグリーンではなく花道。

そこからコロコロ転がってグリーンオンすれば最高、くらいの気持ちで打てば

自分にプレッシャーをかけることもなく、気軽に打っていけるはず。

 

● 握り方。

まず、右手と左手の手のひらを正対させます。これは基本中の基本。

右手のひらと左手のひらを真っ直ぐにピタッと合わせることからグリップ作りを始めます。

なぜ手のひらを正対させて握らないといけないかというと、

左手がバックスイング、右手がダウンスイングの主導権を握っているからです。

 

● 素振り以上にいいスイングでボールを打てる人はいない。

良い素振りができている人はその素振りまでの伸びしろがあり、

そういう生徒さんは、あまり苦労しなくても上達させることができます。

 

● 正しいトップスイングができているかどうかの自己チェックは簡単ですので、

トップスイングで動きを止めてチェックしてみてください。

スイングを止めた段階で点検するのはグリップで、右

手のひらの上に左手親指がしっかりと乗ったまま

左手親指が目標方向を向いているかどうかです。

右打ちの人で左手親指が目標の右を指していたら、グリップか右ヒジの位置に問題あり。

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基本を見直したい、中級ゴルファーにこそな一冊

この本に対して、あえて要望を伝えるとすれば

 

・ まず最初に、基本の「き」を教えてほしい

後半に入って、基本のグリップを紹介していますが

基本の「正しい」グリップを、最初におさらいしたいですね。

 

・ スイングの悩みのフローチャート(目次)

チーピンに悩んでいるなら/スライスに悩んでいるなら、とかの苦手診断や

スイングの特徴ごとに分類して、一番困りそうなことの

解決に導くためのグリップ方法の説明

こういう情報があると、もっとわかりやすいかなと思いました!

 

とはいえ、いろんな状況を「スイング」ではなく「グリップ」から学ぶ

基本を見直したい中級ゴルファーにこそ、読んでもらいたい1冊でした!

 

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