高校卒業後にゴルフを始めて、そこから一流プロとして活躍
そんな芹澤信雄プロの最新の著作を読みました!
自称「プロらしくない選手」の、芹澤信雄プロ
冒頭のプロフィールにもあるように、芹澤信雄プロといえば
高校卒業後に研修生となってゴルフを始め、4年でプロテストに合格した方。
なので自身のことを、こう称しています。
ジュニアや大学時代から華々しく活躍してプロに転向した選手を
エリートとするならば、自分は雑草。
さらに、体格には恵まれず、飛距離も出ないという点で
およそ プロらしくない選手 と称しています。
芹澤信雄のこうすれば上手くなる!ゴルフのツボ
そんなプロらしくない選手、芹澤信雄プロが
レギュラーツアー5勝、シニアツアー1勝を始めとする成績を挙げ
ツアーで長い間戦い、今もシニアツアーで活躍しているのは、
実戦的なゴルフを築いていったから。
その経験を、アドレス、スイング(ドライバー、アプローチとバンカー、パッティング)
ラウンド実践、メンタル・フィジカルという一連の流れで
幅広く分かりやすく網羅している一冊です!
芹澤信雄プロから、基本をおさらいしよう
● スクエアなアドレスとは。「ヒザ、腰、肩のラインがスクエア」であることがポイント。
私の場合、スクエアにセットしておいて、
ドローボールを打ちたい時は右肩を少し下げて
テークバックでクラブがインサイドに入りやすい形をつくることが基本。
逆にフェードボールを打ちたい時は、右肩を少し前に出して肩のラインを少し左に向けます。
● 自分の体重配分がどうなっているのかを体感できる方法
普通にアドレスした状態で、グリップを顔の前に持ってきます。
クラブは顔の前で立てている状態です。その姿勢でスクワットをするのです。
体重配分が左右均等ならば、素直にスクワットができます。
● 私も「このホールのティーショットは飛ばしておきたい」という場合は
左右のブレは覚悟しています。また、覚悟しておかないとしっかりと振れないのです。
飛ばしたいのか、まっすぐ行かせたいのかの線引きを明確にしておかないと、
とんでもないミスにつながる危険性が高くなってしまうのです。
普段よりも10ヤード飛ばしたいのであれば、10ヤードの曲がりは覚悟する。
それくらいの気持ちで臨むことが必要です。
これが今回の本で、一番印象的だったかな。
特に、上半身が突っ込みやすい方こそ使えそうです!
● ドライバーショットの時はボールのロゴを活用しています。
構えた時にロゴが右側に見えるようにボールを置きます。
アドレスに入ったら、左目でロゴを見るのです。
そのままスイングを始動し、インパクトまで左目でロゴを見続けるイメージを保ってください。
芹澤信雄プロの本らしく、今回も実にわかりやすい説明と
すぐに実行に移せそうな内容が満載でした!
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