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【書評】武器になるショートゲーム 森守洋|アームローテーションを意識して、アプローチもバンカーも劇的に変わりました!

ふじたん(@shinjifujita)です。苦手のアプローチやバンカーを何とか上達させたい。

そんな課題をお持ちのゴルファーに、うってつけの一冊を読みました!

 

僕はこの本を読んで、アプローチの概念が変わりました!やっぱりアプローチが計算できると、スコアを安定して出せますよね。最近アプローチが・・・と悩んでいる方のヒントになればうれしいです。

この記事では「武器になるショートゲーム」というゴルフ本の書評をお届けします!

プロの最新理論 武器になるショートゲーム

2014年16冊目のゴルフ書評は、ゴルフプロコーチ森守洋さんの「武器になるショートゲーム」という一冊です。

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2014年前半から大活躍の女子プロゴルファー、原江里菜選手をはじめ、多数のトーナメントプレイヤーのコーチでもある、森守洋さんの著作。

僕はこの本を読んで、アプローチの打ち方が根本から変わりました!

 

ゴルフ場でのラウンドでも、シミュレーションゴルフでのラウンドでも、好スコアで回るためには、アプローチの精度が重要ですよね!ただ、そのための打ち方は、時として異なります。

 

特に、GOLFZONでグリーンスピード「速い」(=理論上、14フィート相当の超高速)でラウンドする際は、とにかく上げて止めるアプローチが重要。

フェースを一切開閉させずに、体のターンだけでリズムを変えずにゆーーったり振る。この打ち方でキャリーでピン根元まで打つイメージなんです。

 

ところが、ランニングアプローチ主体で寄せたいラウンドでは、この打ち方が最善とは限りません(というか、最善でない場合がほとんど)

なので、実戦でも使えるアプローチを見直したい!と活用したんです。

 

キーワードは、両腕のアームローテーション!

 

この本で言いたいことを一言でまとめると「腕の回旋運動」がアプローチ上達のカギ  ということなんです。

腕の回旋(アームローテーション)というキーワードって、ドライバーなどで「飛距離アップ」をさせる時の言葉だと思っていましたが、アプローチで「精度を出す」時にも必要なんですね!

 

右腕はバックスイングで外旋、ダウンスイングで内旋。

逆に左腕はバックスイングで内旋、ダウンスイングで外旋。この両腕の回旋運動を行って、フェースの開閉をすることで、方向性や距離感が良くなるということを説明してくれます。

 

森守洋さんによる、腕の回旋運動の紹介ムービーがこちら

 

腕の回旋運動というキーワードを意識しつつ、更に学んでいきましょう!

 

● バックスイングのとき右腕を外旋させると右手首に少し角度がつきますが、その角度を崩さない意識でダウンスイングし、なおかつ内旋も行ってください。右手首の角度が大きく崩れると右腕の内旋が正しく行われません。また、崩れた途端にヘッドが下に落ちるので、ザックリのミスにつながります。

 

● 飛球線上をヘッドが長く動くようにと、フェース面を飛球線に沿って真っすぐ動かす意識でスイングする人がいます。一見するとこれが長いインパクトゾーンをつくるように思えますが、それは間違いです。確かにこの方法はヘッドが飛球線上を長く動いているように見えますが、正面から見ると振り子の軌道になっています。

 

するとダウンスイングでヘッドは急降下、インパクト後は急上昇することになるため、実際は長いインパクトゾーンにはなりえません。またボールに対する上下のインパクトエリアも狭くなってしまいます。

 

● バンカーショットの基本の打ち方は、アプローチショットと同じ。両腕の回旋を使ったスイングで、ダウンブローに打てばいいだけです。唯一注意すべき点は、アドレスしたときにシャフトがほぼ真っ直ぐ(=ハンドレイト)になるようにすること。

 

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理論上は、2種類のアプローチが身についた!?

ピッチ&ラン、ランニングアプローチは、この新しい打ち方。

ロブショットは、今までGOLFZONで培ってきた打ち方。理論上は、これで2種類のアプローチが使い分けられるようになりました! あとは実際のラウンドで、グリーン周りから打ちながら調整していこうっと。

 

三角形を崩さずに、体の回転主体で打つ。オープンスタンスでアドレスする。バンカーでエクスプロージョンでは、ボールの手前にヘッドを入れる

・・・アプローチやバンカーではこういう打ち方をすると思いつつ、なかなかイメージ通りの球が打てない方こそ、一度読んでみると開眼するかもしれませんよ!

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森 守洋さんの著作シリーズ

森守洋さんのゴルフ書籍シリーズを紹介。こういう本って「この人!」という人を決めたら何冊も読み進めて実践したいものです。

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