ふじたん(@shinjifujita)です。自分に最も合うゴルフクラブってどれなんだろう?
ゴルフがある程度上達すると気になりますよね。
普段はナイキゴルフの製品を使用しているんですが、今回ご縁があって「テーラーメイドのSLDRアイアン」と「ナイキのコバート2.0フォージドアイアン」の2種類のクラブを試打できました。
よし、徹底的に計測して比較してみよう!ということでまとめたのが今回の記事です。クラブのスペック、飛距離、向いている人などを平均スコア90のアマチュアゴルファー目線で紹介します。
もくじ
テーラーメイドSLDRとナイキコバート2.0
テーラーメイドSLDRアイアンとは
TaylormadeのSLDRアイアンとは、2014年7月に発売された新作アイアンです。
SLDRシリーズのドライバー、フェアウェイウッドにつづいて、今回はアイアンが新登場しました!
テーラーメイドさん、相変わらず気合が入っているみたい。2014年8月31日まで、無料試打キャンペーンも開催中でした(現在は終了しています)。製品スペックをホームページから抜粋。
今回試打したのはクラブのスペックは、N.S PRO 930GH、硬さSシャフトの7番アイアン。ロフト角は32°、長さは36.75インチ、重量は5番アイアンで406グラムです。
ナイキ VR_Sコバート2.0 フォージドアイアンとは?
一方でこちらは、ナイキゴルフのVR_Sコバート2.0 フォージドアイアン。2014年春の新作アイアンです。
スペックは、以下から確認できます。
同じく7番アイアンを試打しました。N.S PRO 950GH、硬さSシャフト。ロフト角は31°、長さは37インチ、重量は5番アイアンで407グラムです。
2種類の7番アイアンを、ざっと大まかに比較すると
ナイキ VR_Sコバート2.0 フォージドアイアンの方が「ロフト角が1度立っている」「長さが0.25インチ長い」「重量が1グラム重い」という違いです。わずかな違いと考えるかどうかは、微妙なところですねー。
2種類の7番アイアンを試打してみた!
データを調べるには正確な環境が大事ですよね。というわけで、韓国代表のトレーニング用としても使用されている最新式シミュレーター GOLFZON VISION を使用します!
<試打条件はこちら>
- GOLFZON VISION、練習場モードを使用
- SLDRアイアン→コバート2.0アイアンの順番に、10球ずつ続けて打ちました
- 両方とも、デモ用の7番アイアン、スチールシャフト、硬さS
- 試打者=ふじたん。持ち球は基本的にドロー。ドライバーのヘッドスピードは、45~46m/s、Ave.90のゴルファーです。
まずは、SLDRアイアンの試打結果から
続いては、コバート2.0フォージドアイアン
ちなみに、コバート2.0アイアンの後に、SLDRアイアンを再度打ちましたが、データ的には大きな違いはありませんでした。なので最初に計測したデータを、そのまま採用しました。
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データと打った感触から、分析してみました
上記のデータを、ちょっと整理してみましょう。Ave.90の一ゴルファーの意見ですが、ご参考にどうぞ~。いくつかのキーワードが浮かび上がってきましたが、結論からいうと
- ナイキ VR_Sコバート2.0 フォージドアイアンの方が、飛距離は5~6ヤード飛ぶ
- 代わりに、テーラーメイドSLDRアイアンの方が、ミスしても曲がりにくい
飛距離は、コバート2.0の方が出る
- SLDR: キャリー154.5ヤード、総距離167.2ヤード、打ち出し角18.3度
- コバート2.0: キャリー160.4ヤード、総距離173.4ヤード、打ち出し角17.8度
コバート2.0の方がロフトが1度立っていることもあり、打ち出し角が0.5度低く出て、飛距離は6ヤードほど飛びました
サイドスピン量と曲がりは、SLDRの方が安定する
上記データの「サイドスピン」という項目において、L=左回転(ドロー系)、R=右回転(フェード系)という表示がでます。
数字が大きいほど、サイドスピンが多くて横に曲がる球で、ふじたん的には7番アイアンにおいては「L=500くらいまでがドロー」で「L500以上だとフックや引っ掛け」という解釈をしています。
今回の試打結果は以下でした。
- SLDR:10球中6球=ドロー、2球=フック、1球=フェード、1球=スライス
- コバート2.0:10球中4球=ドロー、3球=フック、2球=フェード、1球=スライス
明らかに、SLDRアイアンの方が左への大曲がりが少なく、安心してショットができる感覚でした。
SLDRの方が「ヘッドが重たく」感じる
感覚的な話としては、これが一番印象に残ったことです。
トップから切り返す瞬間に「ヘッドの重さ」を感じて余計な動きがなくて、上から下にストンと落ちるんですね。なので、ヘッドの軌道が乱れずに、安心して直進性のある球を打てる気がしました。
「つかまりやすい」のはコバート2.0の方
逆に、クラブのつかまりやすさという観点では、明らかにコバート2.0に軍配が上がりました。
とくにSLDRの後に打つと、ヘッドがよく走るのがわかるんですよ。なので1球目は大きく左に引っ掛けて思わず「なんじゃこりゃ!?」と、声に出しちゃいました。
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まとめ:自分に合うクラブはしっかり決めよう!
実は私、ドライバーはナイキのコバート、UTはコバート2.0を愛用中です。
なのでナイキユーザーとして、コバート2.0アイアン推しで考えていましたが、飛距離だけでなく方向性も含めた安定度という意味では、SLDRの方に軍配が上がりそうな気がします。そしてシャフトも、NSシリーズがいいのか、ダイナミックゴールドがいいのか。
ちょっとわからなくなってきちゃいました(笑)しばらく頭を冷やして、冷静に考え直してみます~。
とはいえ、こうやって2種類のクラブを検証できて、似ていると思っていたクラブも、実は全然違う!とわかってきたのは、ゴルフが上達してきた証拠かな・・・!?
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