かねてから気になっていた、ホリエモンこと堀江貴文さんの
服役から出所後の、完全描き下ろし第一弾を読みました。
堀江貴文さん、服役後から出所後の完全描き下ろし第一弾
言わずと知れた、ホリエモンさんこと 堀江貴文さん。
2011年6月に収監され、長野刑務所にて服役し
本著は、服役後から出所後の完全描き下ろし第一弾となります。
獄中ダイエットに成功して体型は痩せたが、心は丸くなった(ように見える)
堀江さんの姿から、働き方や生き方をたくさん学べます。
そして本から伝わってくる堀江貴文さんは
とことん考え抜く人、そしてハンパない努力の人。
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
裏表紙の言葉に、この本の全てが凝縮されている気がします。
誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。
全般的な内容としては、20代~30代の方向けなのでしょうか。
悶々としているけど、先の見えないオヤジにはなりたくない。
そう思った方にこそ、手に取ってもらいたい一冊ですね!
小さなイチを足し続けることが、未来へとつながる
内容として一番伝えたい部分。それはきっとこちらでしょう。
どうにか変わることができたのは、
小さな成功体験を積み重ね、自分の殻を打ち破ってきたからだ。
何者でもない「堀江貴文」という人間を、少しずつ更新してきたからだ。
もちろん、一夜にして変わったわけではない。
はじめの一歩は、すべて地道な足し算である。
ここからは、ふじたんの解釈。
小さな成功体験を積み重ねて、実力や経験値がアップすると
ある地点を境に、更に上昇カーブが右肩上がりになります。
例えば、ブログに置き換えてみると
小さなイチを足していく行為=書いて更新する行為
「いい内容を書くにはどうしよう」「アクセスを効率的に増やしたい」と思っても
そもそも、書き続けることを行わないと、書き方や内容が洗練されてきません。
そして書き続けることで、先駆者が見つかり
その方の行ってきたこと/行っていることをマネすることで
さらに向上していくスピードが速くなる。
ゴルフに置き換えてみると
小さなイチを足していく行為=打って、反省する行為
はじめはスイングもおぼつかないのに、
それでも継続しつづけてやがて上達すると
自分のスイングのわずかな変化に気づいたり、プロや上級者からの一言だけで
一気にスイングが劇的に上達したり。
そして、それまで見られなかったようなショットが連発するんですよね!
つまり何事も、まずは始めてみること。
そして、すぐに目に見えてわかる小さな成功を発見して
継続させるためのアクセル源とすること。
この大切さを、つくづく教えてくれます。
堀江貴文さんを、改めて見直しました
他にも、堀江さんの考え方を吸収していきましょう。
世間一般でいう「努力」を、「努力」と思わずに実践して
そして結果を残し続けてきた痕跡がうかがえます。
● 勉強でも仕事でも、あるいはコンピューターのプログラミングでもそうだが、
歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。
努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。
なにもかも忘れるくらいに没頭すること。
● 経験とは、時間が与えてくれるものではない。
だらだらと無駄な時間を過ごしたところで、なんの経験も得られない。
なにかを待つのではなく、自らが小さな勇気を振り絞り、自らの意志で一歩前に踏み出すこと。
経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく。
● 人は本質的に怠け者だ。
長期的で大きな目標を掲げると、迷いや気のゆるみが生じて、うまく没頭できなくなる。
そこで「今日という一日」にギリギリ達成可能なレベルの目標を掲げ、
今日の目標に向かって猛ダッシュしていくのである。
● ひとりだけ確実にあなたのことを信用してくれる相手がいる。
「自分」だ。
そして、自分に寄せる強固な信用のことを、「自信」という。
客観的に見て、学びが多い本です。
特に、働き方や生き方について行き詰った方にこそ
一度手に取って読んでもらいたいですね!
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