東京マラソン2017に向けて、走りこむ量だけでなく
普段の練習メニューの質も見直すことにしました。
■きっかけは、<東大式>マラソン最速メソッド
先日書店で 衝動買いした本
こちらの本に、大変興味深い内容がありました。
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●目標達成に必要なのは全力の練習ではなく、7割くらいの力での練習なのです。レース本番でも全力で走るわけではありません。7割くらいの力でどこまで押していけるかが、マラソンでの目標達成の肝。その7割くらいの力の底上げこそ、練習の目的なのです。
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そうか、追い込みすぎるのも全てではないんだ。
平日に週1~2回行っている、インターバル走。
キロ4分前後のペースで、休憩を走りながら5~6セット。
毎回限界ギリギリまで走ってましたが、この練習に疑問を持ち始めました。
■インターバル走のインターバルを減らしました
インターバル走の肝は、スピードと最大酸素摂取量(=筋肉が酸素を代謝できる最大の能力)を上げること。
今まで、必要以上のスピードで走り、代わりに休憩も多めに取ってたのかも。
<今まで>
600mをキロ4分ペースで走る→400mを2分半ほどゆっくりジョグ(時速9km)
これを5~6セットほど。2分半ほど間隔を空けることで限界ギリギリで走れてました。
↓ ↓ ↓
これをペースを落とす代わりに、インターバルを短くしました。
1000mをキロ4分40秒~4分30秒で走る→200mを80秒ほどジョグ(時速9km)
サブ3.5のためには、平均4分58秒ペースが必要。
それよりちょっと早いスピードで走り、その代わりに休憩を短く。
この内容で、本書いてある通りに7セット走りました。
■ゆっくり底上げ&本番向けに筋肉増強できてる!
このインターバル走を、ランニングマシンを使って行います。
いつも愛用の、東久留米市スポーツセンター へ。
ランニングマシンを使うことで、ペースを保ちながら走れます。
そして、寒すぎて走りたくない日も、走ろうという気になれますw
必要以上に追い込みすぎず、でも走りながら成長したい。
今回は以下のメニューで試してみました!
時速12.7km(キロ4分43秒)で1000m→200mジョグ
↓
時速12.8km(キロ4分41秒)で1000m→200mジョグ
↓
時速12.9km(キロ4分39秒)で1000m→200mジョグ
というように、時速0.1km(キロ2秒ほど)ずつペースアップしながら7セット。
最後は時速13.3km(キロ4分30秒)まで上げることができました!
心肺機能も脚の筋力も、一気にではなく徐々にダメージを受けます。
ボクシングでいうボディーブローのような感じ。
ただ、この脚の負担のかかり方は、今までのインターバル走よりも本番に近い!
そして本番では、この負担やダメージにどれだけ耐えられるか(肉体的にもメンタル的にも)
この力が非常に大きなウエイトで影響します。
練習メニューをちょっと変えるだけで全く変わりますね。なるほどーーー。
今回の東京マラソン2017に向けて、ポイント練習はこのインターバルを中心に
徐々にペースを上げたり、休憩間隔を短くしながら積んでいきます!
※書評もまとめましたので、ぜひ読んでみてください!
<東大式>マラソン最速メソッド-松本翔。サブ3、サブ3.5を目指す人向けの練習メニューと本番での走り方、考え方を学べる一冊
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