2014年7冊目のゴルフ書評です。
パープレーを目指す「上級者志向限定誌」から派生した、メンタル本を読みました。
本記事は「72へのゴルフ・メンタル術―心の力でパープレー!」という本の書評レビューです。
72へのゴルフ・メンタル術とは?
元ゴルフクラシックの編集長、フリーのスポーツライターで
メンタルゴルフコーチでもある、角田陽一さんの著作
「72ビジョンゴルフ」という、アマチュアゴルファーの「上級者志向限定誌」
その重要なコンセプトが、一度でもいいから「72を出せるゴルファーになろう」
この「72ビジョンゴルフ」において
2013年まで40回続いた連載から抜粋して、構成された一冊です。
(残念ながら、2013年9月をもって休刊・・・)
アマチュアゴルファー目線で、陥りやすいシーンを連想
ゴルフメンタルの本というと、メンタルの大切さやメンタルの強化の方法を
わかりやすく伝えるような書籍が多いのですが、この本で特筆すべきは
●●というシーンがありました。
このとき、あなたの感情に近いのは次の4つのうちどれでしょう?
という質問で状況を連想させて、そのシーンにおける
やってよい考え方/悪い考え方を説明してくれます。
「あぁ~、オレこんな考え方だからスコア崩れるのか~」
・・・と、ふと自身の普段のラウンドを反省してしまいますよ!
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ゴルフを野球のように置き換えて考えてみよう
もう一つ面白かったのが、ゴルフを野球に置き換えていたこと。
● ティショットは1番バッター。
ホームランより 「塁に出る」 ことがドライバーの役割
第2打=2番バッターがグリーン方向を狙えるところに打球を運ぶことが、
ドライバーの「ヒット」であり「塁に出る」ことなのです。
● 2打目は進塁打が役割の2番打者
● スコアを決める3~4打目が攻めの打順
(パー5だと5打目もここに含まれます)
そして、この1番バッターのドライバーについては
● 適切なリズムをつかむには、スイングを始める前に
「飛距離の欲」がない心の状態を作ることが重要になります。
「飛ばしたい」気持ちがあると、何度素振りを繰り返しても感じられるのは
「飛ばしたい欲を満たしてくれるリズム」です。
スピード違反になりますから「よいリズム」がつかめなくなってしまうのです。
いきなり先頭打者ホームランを狙って、三振(=OB)してしまったら
何の意味もないですもんね!
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「自分にかける言葉」がとにかく大事!【まとめ】
ゴルフが思いどおりに 行かない時ほど
怒り、嘆き、あきらめ、など様々な感情が芽生えます。
私の場合は、イージーミスや想定外のミスををしてしまったときに
「下手くそだなぁ~」という言葉を自分にかけてしまう時が。
こういう日って、だいたい調子が上がらないんですよね~。
同じように、すぐ怒ったり、嘆いたりしていまう方にも
参考になるヒントがたくさん詰まっていましたよ!
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