55種類の素振りでスイング上達して、ゴルフで100切りをしよう!
2014年、3冊目の書評はこの一冊です。
「サラリーマンでも素振りだけで100を切る方法」
ゴルフプロコーチの中井学さんによる、
素振りの方法の解説に特化したゴルフレッスン書。
基本のスイング作りの素振り
実戦感覚を養う素振り
飛距離アップ&スライス防止に役立つ素振り
ラウンド中の突発ミス即効解決に役立つ素振り
・・・などなど
55種類(!)もの素振り
の方法を写真や解説付きで紹介しています
この本で「正しい」素振りを知り、
そして素振りを継続していけば
一気にスコアアップも夢じゃない・・・かも!?
特にこんな方におすすめ!
● 「正しい」素振りの方法を知りたい方
● 球を打つ時間やお金の余裕はない。けどゴルフが上手くなりたい方
● 「手打ち」「スライス」「上半身が突っ込む」などの悩みがある方
この本で印象に残った個所
● 緩んだ素振りは最悪。スイングを壊してしまう。
グリップをしっかり握らず、両手がルーズになっていたり、
手首やヒジが折れたり、ヒザや腰が左右に動いたり、
手や腕、体に緩みが生じている素振りは、本番に悪影響を与えます。
● スイングの作用点はクラブヘッドで、
作用点の回転を速めようと思ったら、
支点の回転も速くしないとダメだということに気づいた。
支点とは、つまり左肩の付け根です。
フィニッシュで腰が引けてしまうくらい体を思い切りターン。
これが大正解。
● 右手の力みを解消する「インパクト右手離し素振り」
スライスが多発する人の場合、
右手が強すぎるためにダウンスイングで右肩が前に突っ込んで
アウトサイドインの軌道になっている傾向が多く見られます。
そこで体の右サイドの送りが強すぎる欠点の解消法として、
インパクト右手離し素振りを勧めたい。
そして画期的だったのが、
手打ち防止に役立つ「タオルワキ挟み素振り」
「左ワキに挟む」「右ワキに挟む」「両ワキに挟む」
それぞれに、明確に違う目的があるんです!
更には、変則バージョンの「袖ワキ挟み」という技まで!
手打ちに悩んでいる方、スライスが止まらない方は
ぜひ本を手に取ってみてください!
どれだけ実戦を意識して、素振りをできるか
このことを、とにかく強調しています。
実際にボールを打たなくても、ラウンドできなくても、
どれだけ実戦に近づいていけるか。
そして実戦で感じる感覚に接近していけるか。
結局は最後の頼りどころは感覚なんです。
ボールをどれだけ多く打っていても、
ラウンドを数多くこなしていても、
自分の中に正しい感覚というものが残っていなければ
何にもならないし、上達に直結しないわけです。
かたや素振り、されど素振り。
闇雲に行うのではなく、自分の弱点を認識した上で
どんなスイングを作りたくて素振りをするのか。
この明確な意識が大切だなぁと感じる一冊でした!
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