2014年4冊目のゴルフ書評です。
「練習しないでシングルになれる」とありますが、果たして本当でしょうか・・・?
練習しないでシングルになれる、こんな本でした
すでにシングルになっている人が練習に要した平均時間の
10パーセント以下の練習時間でシングルになれる
ということを提唱している一冊。
ローハン・O・シェーマさん自体は、プロゴルファーではありません。
そして、日本人でもありません(笑)
京都大学工学部工業化学科(修士)を卒業後
長い間大手の化学メーカーの研究所で研究開発に携わり
そのかたわらに遅咲きで始めたゴルフにハマり、
このスポーツに対する研究者魂に火がついてしまった、という方です。
なぜ、ローハン・O・シェーマ というペンネームなのか
(最近話題の、コピーライターではないですよwww)
この秘密は、一番最後にわかります・・・
サラリーマンなど、短時間で上達したいアマチュアゴルファー向け
働きながらゴルフを上達させたトップアマが書いているだけあって
プロゴルファーのレッスン本とは一味違う視点で書かれています。
その分、「ゴルフあるある」というか
アマチュアゴルファーならではの、悩みや感覚がわかりやすいです。
ただ、パッティングだけは科学者の血が入るというか・・・
急な数式が出たりして一瞬混乱しました(笑)
この本で印象に残った個所
● 一つの技に成功した場合には、十五分以上同じ技を反復し、
筋肉への技シグナルの発信を繰り返すことによって、
技シグナルの記憶を大脳に定着させます。これをオーバーラーニングといいます。
オーバーラーニングをしない場合には、その技シグナルは三日ほど過ぎると思い出せなくなる。
● 練習できないアマチュアが突き当たる、シングルへの最大の壁は、
アプローチのコントロールショットをマスターできないことです。
● 自身のスイングにおいて、クラブごとに、フルショットの距離を
10ヤード落とすのに何インチ短く持てばよいかを意味知識として確認してください。
● ウルトラローボール(フルショットでひざの高さより上がらないショット)の習得は
左右の林に打ち込みミスの救世主として、シングルになるための必須事項
パッティングだけは、練習が必要
全般的には、タイトルの通りに
「練習しないでシングルになれる」という内容ですが
2~3メートルのパッティングの方向性と距離感
だけは、ぜひとも練習していただきたいそうです。
これも凄く納得。繰り返しリズムを固めることで、
プレッシャーをそんなに感じずにこの距離が打てますもんね!
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