ホノルルマラソンの仕事などで、過去10回ほどハワイ旅行の経験がある、ふじたん(@shinjifujita)です。
海外旅行、特にハワイ旅行に行く前に持っておくと便利なものといえば「JALカード」です。
「JALカード」には、普段からクレジットカードを使って国内旅行や海外旅行のマイルを貯めるのはもちろんのこと、航空会社が発行するクレジットカードならではのメリットがあるんですよ。
さらにさらに、旅行が決まる前から持っておくことで、更にお得になることも!
ということで本記事では、JAL(日本航空)が発行する「JALカード」について詳しく解説します。
他のクレジットカードと比較した「メリット、デメリット」やカードの種類などをまとめました。
本記事を読めば、自分にピッタリのJALカードが見つかりますよ!
以下、気になる箇所から読み進めてください。
JALカードはどんなクレジットカードなの?
JALカードは、日本航空(JAL)が発行しているクレジットカードです。
JALの飛行機に乗るほかにも、普段の買い物や公共料金、外食の支払いでもマイルを貯めることができるクレジットカードです。
飛行機に乗ると、フライトの距離や座席のグレードによってマイルが貯まります。
日本航空の場合は、JALマイレージバンクカード(JMBカード)を持っていると、マイルを貯めて特典航空券や各地域の名産物などに交換ができます。
そして、JALカードはJMBに「クレジット機能」がついたカードなんです。
JAL便や提携航空会社の飛行機に乗ったときにボーナスマイルがもらえたり、日々の買い物でもマイルが貯まります。
JMBに比べてマイルが貯めやすいので、特典航空券に引き換えられるスピードも早くなるんですよ!
JALカードは目的に合わせた5つのカードから選べます
JALカードは、種別や提携ブランド毎に分かれています。
JALカードの種類・年会費
JALカードの種類は大きく5種類あります。
特徴やどんな人におすすめなのかを、一覧にまとめました。
種類 | 年会費 | 家族会員 | こんな人におすすめ |
JALカード navi (学生専用) |
在学期間 中無料 |
- | 学生 |
普通カード | 2,200円 初年度無料 アメックス 6,600円 |
1,100円 アメックス 2,500円 |
まずは無料で試したい人 数年に1回飛行機に乗る人 |
CLUB-Aカード | 11,000円 | 3,850円 | 年に1回は海外旅行に行く人 |
CLUB-A ゴールドカード |
17,600円 アメックス 20,900円 ダイナーズ 30,800円 |
8,800円 | 出張・旅行で 年数回~数十回は飛行機に乗る人 |
プラチナ | 34,100円 | 17,050円 | 海外旅行・出張に頻繁にいく人 |
学生なら「JALカード navi」がおすすめ!
学生でしたら迷わず!「JALカード navi」がおすすめです!
在学期間中はずっと年会費無料でありながら、実に特典がたくさんあるんですよ。
以下、特典の一例です。
- 在学期間中は年会費無料 ※これは嬉しい!
- 「ショッピングマイル・プレミアム」が無料
- 「ツアープレミアム」のオブションが無料
- JALカード navi限定で、少ないマイルで特典航空券に交換できる(最大60%オフ)
- JAL国際線を利用するたびに、ボーナス300マイル
- 外国語検定に合格で500マイル
- 学校卒業時に2,000マイルもらえる
なにより「少ないマイルで特典航空券に交換できる」ことが、最大のメリットです。
例えば、東京ー沖縄間の往復航空券が、通常15,000マイル→6,000マイル(片道なら3,000マイル)で獲得できます。
ボーナスマイルも充実しています。
国際線を利用するたびに300マイル。対象となる外国語検定に合格すると500マイルもらえます。
学校卒業時にJALカードを継続するなら、ボーナスとして2,000マイルももらええます。
デメリットとしては、月々の利用可能枠が10万円までなことです。
そのため「すべての生活費をクレジットカードで支払いたい」という人には向きません。
- 高校生を除く18歳以上30歳未満の学生(大学院、大学、短大、専門学校、高専4・5年生)の方で、日本に生活基盤があり、日本国内でのお支払いが可能な人が対象
- 申し込みできるのは、卒業予定月の3ヶ月前までです。例:3月卒業予定の方は前年の12月末日をもって締切)
わたしが在学中にこのカードに出会っていたら、間違いなく申し込んでいたでしょうね~。
➡JALカードnavi を詳しくみる(公式)
CHECK NOW
20代限定「JAL CLUB EST」もある
また、20代限定JALカードとして「JAL CLUB EST」というプランもあります。
フライトやショッピングなどでマイルがたまるだけでなく、JALカード+αの会員限定特典が満載ですよ。
以下、特典の一例です。
- 年5回、国内17空港の「サクララウンジ」を利用可能
- マイル有効期限を36カ月→60カ月に延長
- JALホームページで使える「e JALポイント」5,000円分を毎年積算
- JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用
カードの種類は上記の「普通カード・CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナ」の4種類から選べます。
20代で頻繁に出張に行く人や、飛行機に乗るたびにラウンジを使用したい場合に、特にステータスが高まる価値がありますね。
➡JAL CLUB ESTを詳しくみる(公式)
JALカードの提携ブランドは全部で9つ
JALカードの提携ブランドは全部で9つあります。
- JAL・Mastercard
- JAL・Visaカード
- JAL・JCBカード ※学生やハワイに行く方におすすめ
- JAL・JCBカード(ディズニーデザイン) ※ディズニー好きにおすすめ
- JALカードSuica(JCB) ※空でも陸でもマイルを貯めたい人向け
- JALカード TOKYU POINT ClubQ(Visa・Mastercard) ※東急グループの利用者向け
- JALカード OPクレジット(JCB) ※小田急グループの利用者向け
- JAL アメリカン・エキスプレス・カード
- JAL ダイナースカード
ハワイに行く方なら「JCBカード」が断然おすすめです。
カードを見せるだけで、ハワイ「ワイキキ・トロリー」の乗車賃が無料になるんですよ!(ピンクライン)
タクシーで片道10ドル、徒歩30分ほどかかる「ワイキキ〜アラモアナ」の移動も、無料のバスでラクチンになります!
JALカードのメリットは?
JALカードの主な特典(メリット)をまとめました。
- JAL搭乗時にボーナスマイルが加算される
- 入会後初搭乗時・毎年初搭乗時にボーナスマイルが加算される
- 買い物するごとに「マイル」が貯まる
- 通常会員よりも少ないマイルで「特典航空券」に交換できる
- 「先得」を先行予約ができる
- JALビジネス切符が買える(最大47%オフ)
- 国内・海外旅行保険が自動付帯する
それぞれのメリットについて、詳しく説明していきますね!
JAL搭乗時にボーナスマイルが加算される
JALカードをもっていると、JAL便搭乗時にボーナスマイルが加算されます。
加算されるボーナスマイルは、JALカードの種類によって異なります。
- 普通カード・JALカード navi(学生専用):フライトマイルの10%プラス
- CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナ:フライトマイルの25%プラス
どのくらいマイルが貯まるのか、みてみましょう。
東京からホノルルに行くとします。エコノミークラス(予約クラスY)を利用すると、搭乗マイルは3,396マイル。
さらにJAL CLUB-A カードを持っていると、25%のポーナスマイル(999マイル)が加算されます。
あとで説明しますが、買い物のポイントをマイルに交換すると、100円で1マイル。
つまりボーナスマイルだけで、「99,900円分の買い物」と同等の価値があるんです!
入会後初搭乗時・毎年初搭乗時にボーナスマイルが加算される
JALカードを発行すると、入会後初めてのご搭乗時にボーナスマイルがプレゼントされます。
- 普通カード・JALカード navi(学生専用):1,000マイル
- CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナ:5,000マイル
初搭乗時のボーナスマイルは、入会後の初搭乗時だけではありません!
クレジットカードを毎年更新するごとに、毎年最初の搭乗時に「初回搭乗ボーナス」が加算されます。
- 普通カード・JALカード navi(学生専用):1000マイル
- CLUB-Aカード・CLUB-Aゴールドカード・プラチナ:2000マイル
つまり「普通カード」をもって年1回以上搭乗するのであれば、毎年搭乗ボーナスが加算されます!
買い物するごとに「マイル」が貯まる
JALカードで買い物するごとに、マイルがどんどん貯まっていきます。
通常であれば「200円の買い物=1マイル」が貯まります(=10,000円で50マイル)
JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費:税込3,240円)のオプションをつけると「100円の買い物=1マイル」にアップグレードします。
さらにJAL特約店なら「100円の買い物=2マイル」に!(ショッピングマイル・プレミアム加入者のみ)
CLUB-Aゴールドカード・プラチナの場合は「JALカードショッピングマイル・プレミアム」が年会費に含まれています。
通常会員よりも少ないマイルで「特典航空券」に交換できる
JALのマイルを貯める目的は何といっても、マイルで交換できる「特典航空券」ですよね。
JALカード会員になると、通常通常会員よりも少ないマイルで「特典航空券」に交換できます!
期間限定ですが「ディスカウントマイル」という、通常よりも少ないマイルで特典航空券に交換できる制度があります。
JALカードを持っていれば「ディスカウントマイル」からさらに少ないマイルで交換可能!(国内線なら500マイル。国際線なら1,000マイル)
例えば、東京ー沖縄間の往復航空券が、通常15,000マイル→11,500マイルで獲得できます。
「先得」の先行予約ができる
JALの飛行機となると、LCC(格安航空券)に比べて高いイメージがありますよね。
でも「先特」サービスを使えば、案外安く予約できるんですよ!
なんと、最大80%オフになることもあります。
「先特」では75日・55日・45日・28日前に分かれ、早めに予約するほどとおトクな航空券がゲットできます。
あまりにもおトクなので、毎回争奪戦。早いもの勝ちなんです・・・。
でも、JALカード会員なら、一般会員に比べて2日前から「先特」の先行予約が可能!
おトクなチケットをゲットできる可能性かグッと上がります!
JALビジネス切符が買える(最大47%オフ)
JALカード会員限定で「JALビジネスきっぷ」というチケットが購入できます。
「JALビジネスきっぷ」は当日の予約・変更が可能なんです。出発当日でも購入可能で、同一区間であれば「往復」でも「片道2回」でも利用できます。
特にビジネスパーソンにとっては打合せが長引いたり急にスケジュールが変わるのはよくあること。
そんな時に「JALビジネスきっぷ」で予約しておくと便利なんです。
さらに「JALビジネスきっぷ」は通常のチケットよりも安いんです。最大47%オフで購入できます!
そして「JALビジネスきっぷ」という名称ですが、ビジネスパーソンでなくても利用できるので、旅行にも使えるんです!
急に旅行したくなった人にとっても、「JALビジネスきっぷ」は強い味方なんです。
国内・海外旅行保険が自動付帯する
JALカードを持っていれば、海外旅行保険/国内旅行傷害保険が自動付帯します。
とくに保険が適用されない海外旅行には、海外旅行保険が必須です。
JALカードを持っていれば、症状によっては高額になる治療費に適用できて安心です。
保証される金額はカードによって変わってきます。詳しくは公式ホームページを確認してみてください。
例えばJAL CLUB-Aカードだと、海外旅行傷害保険は次のようになります。
JAL CLUB-Aカード 海外旅行傷害保険 | |
自動付帯 | ◯ |
傷害死亡 | 5,000万円 |
傷害後遺障害 | 150万~5,000万円 |
傷害治療費用 | 150万円 |
疾病治療費用 | 500万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 1旅行につき50万円 |
救援者費用 | 100万円 |
日本語による 24時間救急サービス |
◯ |
ということで、JALカードには、以下の主な特典(メリット)があります。
- JAL搭乗時にボーナスマイルが加算される
- 入会後初搭乗時・毎年初搭乗時にボーナスマイルが加算される
- 買い物するごとに「マイル」が貯まる
- 通常会員よりも少ないマイルで「特典航空券」に交換できる
- 「先得」を先行予約ができる
- JALビジネス切符が買える(最大47%オフ)
- 国内・海外旅行保険が自動付帯する
JALカードなら、国内・海外パッケージツアーが最大5%オフ!
そして「JALカード」にはもう一つのメリットがあります。
ハワイやJAL便が多く飛んでいる場所に海外旅行に行くときに、JALパックを使う場合もありますよね。
JALカード会員限定で国内・海外パッケージツアーが最大5%オフになります。
円安で物価高の状況において、このお得さが実に大きい。
例)1人20万円のツアーの場合は、200,000円×5%=10,000円の割引。
家族4人で行くとしたら、10,000円×4人=40,000円の割引になります。
40,000円も浮いたら、旅行中のグルメや観光をちょっと豪華にできちゃいますよね!
クレジットカードを利用してツアーを申し込むだけで、旅行代金が安くなる。
冷静に考えても、幸せすぎます。
ちなみに、以下もお得になります。
- 機内販売も10%オフ(国際線だと免税もされるので、さらにお得!)
- 国内空港でJALが運営する、BLUE SKYでの買い物も5%オフ
JALカードのデメリットは?
残念ながら、JALカードにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
これらも正直にお伝えしますね。
年会費がかかる
一番大きなデメリットは年会費がかかることです。
一番安い「普通カード」も初年度は無料ですが、2年目以降は年会費が2,200円かかります(学生専用のカードは、在学期間中ずっと無料)
そのため「クレジットカードは絶対に年会費無料がマスト!」という人には向きません。
海外キャッシング機能が付いていない
また、JALカードにはキャッシング機能が付いていません。
海外旅行においては、キャッシング機能が付いたクレジットカードがあると、いざというときにとても便利です。
ATMで簡単に現地通貨が引き出せるので、両替所があまり少ない地域に行くときに役立ちます。
とはいえ、デメリットらしいデメリットはこの2つぐらいですね。
JALカードを使うと、どれくらいマイルが貯まるの?
以下では、JALカードを実際に使用したシーンを想定してみました。
JALカードでどれくらいマイルが貯まるの?
それでは、JALカードを使うとどれぐらいマイルが貯まるのか、実際にシミュレーションしてみましょう。
クレジットカードで支払い可能なものを考えてみます。
- 電話・通信費:5,000円
- 光熱費(電気・ガス・水道):20,000円
- 食費(スーパーでの買い物や外食):30,000円
- 衣類・日用品:5,000円
- レジャー費(お出かけや映画など):10,000円
- 保険料:5,000円
上記を合わせると、毎月75,000円になります。
毎月75,000円×12か月=年間で900,000円。
100円で1マイルなので、公共料金や生活費の支払いだけで年間9,000マイル貯まります!
さらに、マイルが2倍(100円で2マイル)たまるJALカード特約店も多数!
薬や日用品=マツモトキヨシやHACドラッグ、ガソリン=ENEOS、コンビニ=ファミリーマート、本=紀伊国屋書店など、特約店も多数ありますよ。
JAL便に乗ると、上記のシミュレーションに加えてフライトマイルが加算されます。
特典航空券の目安は?
貯まったマイルは「片道:6,000マイル、往復:12,000マイル」から、特典航空券に交換可能です。
それぞれの移動エリアに必要なマイル数は以下です。
- 6,000マイル:東京ー大阪間、大阪ー福岡間などの片道
- 7,500マイル:東京ー札幌、福岡、沖縄など、大阪ー札幌、沖縄などの片道
- 12,000マイル:東京ー大阪間、大阪ー福岡間などの往復
- 15,000マイル:東京ー札幌、福岡、沖縄など、大阪ー札幌、沖縄などの往復
さらにJALカードの場合は「ディスカウントマイル」という、期間限定で通常よりも少ないマイルで特典航空券に交換できる制度があります。
ディスカウントマイルの適用期間の場合、片道6,000マイルの区間→5,000マイルに、片道7,500マイルの区間→6,000マイルになります。
往復申込の場合は、JALカードだとさらに500マイル割引!
つまり、往復12,000マイルの区間→9,500マイルに、往復15,000マイルの区間→11,500マイルで特典航空券に交換可能です!
国際線の場合は「片道:7,500マイル、往復:15,000マイル」から交換可能です。
ANAマイレージは「往復のみ」交換可能ですが、JALマイレージでは片道から交換可能です。
- 7,500マイル:ソウル、プサン、台北などの片道(台北は大阪発着)
- 10,000マイル:上海、広州、グアムなどの片道
- 12,000マイル:シンガポールの片道
- 20,000マイル:ホノルル、メルボルンなどの片道
- 25,000マイル:ロサンゼルスやニューヨークなどの片道
国内線、国際線の必要マイル数の早見表は、左記のリンクから確認できます。
JALカードは最大32,000マイルがもらえるキャンペーン中!(~2024年10月31日)
本記事では「JALカード」について詳しくまとめました。
通常は、所定の審査後に申し込みから約3週間でJALカードが発行されます。
JALカードをつかって海外旅行のツアーを申し込みたい!という人は、早めのカード申込がおすすめです。
年会費初年度無料のカードもありますからね。
➡JALカードを詳しくをみてみる(公式)
さらに今なら、最大32,000マイルがもらえるキャンペーンも実施中です!(~2024年10月31日WEB受付)
この特典をもらうだけで、最初から一気にマイルが貯まります。
貯まったマイルは、海外航空券に交換するなど有効活用できます!
国内/海外旅行が大好きな方にとって、JALカードは1枚持っておくと便利です!
➡JALカードを詳しくをみてみる(公式)