ゴルフのスコアアップやコースマネジメントのためには、やっぱり「ゴルフ距離計」(レーザー距離計)が必要だと見直している、ふじたん(@shinjifujita)です。
「ビクセン」(Vixen)といえば、「天体望遠鏡」シェアで「日本1位&世界3位」で、創業70年以上の総合光学機器メーカーです。
この有名メーカーが開発した「ゴルフ用レーザー距離計」を使ってラウンドしたところ、さっそくシーズンベストを更新できました!
本記事は「ビクセン(Vixen)ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」の使用レビュー(口コミ・評価)です。
以下、気になる箇所から読み進めてください。
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【ゴルフ距離計】ビクセン VRF800VZ の同梱物・スペック
まずは「ビクセン ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」(ゴルフスコープ)の同梱物や基本スペックから紹介します。
同梱物
「ビクセン ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」は、以下の同梱物で構成されています。
同梱物
- ハードケース(専用ポーチ)
- カラビナ
- ハンドストラップ
- モニター電池
- レンズを拭くためのクロス
- 取扱説明書(日本語/英語)
モニター電池(CR2電池)が同梱されており、この電池を使ってすぐに使用可能です。
スペック
「ビクセン ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」の主な商品スペックは以下です。
サイズ | 40x73x103mm |
重量 | 165g(本体) |
バッテリー | CR2電池×1個 ※モニター電池が付属ですぐに使用可能 |
USBタイプ | なし |
電池持続回数 | 測定約3,000回 |
測定速度 | 約0.3秒 |
測定可能範囲 | 5~800m(5.5~875ヤード) |
ピン測定可能距離 | 5~300m(5.5~328ヤード) |
計測精度 | ±0.5m(5m)・±0.7m(100m)・±1.1m(300m)・±2.1m(800m) |
測定単位 | メートル/ヤード |
望遠倍率 | 6倍 |
高低差計測機能 | スロープON/OFF機能 |
手ブレ補正機能 | なし |
防水性 | なし ※雨天時は使用を控えるのを推奨 |
商品名の「VRF800」には、以下の意味が込められています。
商品名の由来
- VRF: Vixen Range Finder の略
- 800: 最大800メートルを測れる
- VZ: バイブレーション機能「Vibration」+角度マーク(∠)に近い「Z」の組合せ
ふじたん
なお、メーカー保証期間は「購入日から1年間」です。
【ゴルフ距離計】ビクセン VRF800VZ の使用レポート
「ビクセン ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」を、ラウンドで使用してみました。
ラウンド中に使ってみた機能や、使い勝手などを紹介します。
カラー
白を基調としたシンプルで「双眼鏡」のようなデザインです。
本体の重量
電池なしの本体で165gで、モニター電池込みでは177gでした。
レーザータイプのゴルフ距離計の中では、そこそこ軽量な部類に入ります(最軽量クラスよりは30gくらい重い)
サイズ感
商品サイズは「40x73x103mm」で、手のひらに収まるコンパクトサイズです。
GOLFZON「キャディトーク minimi」(ミニミ)とかに比べると、一回り大きいくらいですね。
逆に小さすぎないサイズなので、手を滑らせて落下させる危険性も少なくて安心感があります。
スマートフォン(iPhone 6S)と比べてみると、横幅はほぼ同じで縦幅が短いです。
以下、実際に使用しているときのサイズイメージです。
片手で「サッ」と使用できるコンパクトサイズです。
ボタン
ボタンは本体上部に2つのみでシンプルです。
使用シーンでいうと、手前が「POWER」で奥が「MODE」ボタンです。
計測時は「POWER」を押し、3種類のモードから変更するときに「MODE」を使います。
ふじたん
ピント調整
覗くところをクルクルと回転させるだけで、ピント調整が可能です(=双眼鏡と同じイメージ)
残り距離に応じて「ちょっと見づらいな・・・」と思ったときにも、数秒あれば簡単に調整ができます。
ハードケース(専用ポーチ)
この専用ポーチが、相当に優秀!!
「使いやすさ」を最優先したクイック開閉式ハードケースは、「ちょうどいい角度」で開いて半固定されます(=約30度くらい)
絶妙な角度で開いてくれるので、ベルトに装着したときにも「サッ」と取り出しやすく、閉じ忘れたときにも落ちづらいです。
ラウンド中に使用していたときに、数十分間あけっ放しでしたが、落下しませんでした(よかった・・・。笑)
ベルトに固定するだけではなく、付属のカラビナを使って固定することもできます。
測定表示は3つ
測定表示は3種類あり「MODE」を切り変えるだけで使用可能です。
モード名 | 詳細 |
M1モード | 直線距離測定 対象物までの直線距離を測定して表示 |
M2モード | 直線距離測定+ピンシーク機能 対象物までの直線距離を測定して表示 |
M3モード | 高低差補正測定+ピンシーク機能 対象物までの距離を測定して、高低差を考慮した距離を表示 |
また「MODE」を長押しすると「メートル・ヤード」の単位を切り変えられます。
スロープモードをOFFにしたときに「LEDが点灯する」ような機能はありません。
そのため「競技ゴルフ」など「高低差補正機能の使用NG」のときに、他の人にわかるようにはアピールしづらいです。
しゅん
「ピンシーク機能」とは、レンズをスライドしながら一定の範囲(ピンの周囲)を測定すると、その範囲の中で一番手前にある対象物(ピン)を判別する機能です。
ふじたん
計測もわずか0.3秒!
計測時間も速いです。
メーカー公表値の「約0.3秒」のとおりに、高速で「ピッ」と計測してくれます。
計測が完了すると「ブルッ」と振動で知らせてくれる「ジョルト機能」があるので、わかりやすいです。
ジョルト機能は「M2モード・M3モード」のときに作動します(ピンシーク機能と合わせて、約1秒で距離測定が完了します)
ピンシーク機能で瞬時に計測したい人は「ブッシュネル ツアーV5 シフトジョルト」のほうが早いです。
とはいえ、はじめて使用するゴルフ距離計が「 VRF800VZ」の人でしたら、まずストレスにならない速度です。
光学メーカーならではのクリアな視界
さすが、創業70年以上の総合光学機器メーカーの「ビクセン」の商品!
わたしが使用したのは「朝方=小降りの雨」「お昼以降=ときどき晴れ間も見えた」という日でしたが、どのタイミングでも数字がくっきりはっきり見えました。
ふじたん
レンズの光学面全面に光の反射を抑える「フーリーマルチコーティング」を施し、クッキリとしたクリアな視界を実現。
さらにロングアイレリーフ16mm仕様で、眼鏡やアイメイクをしていて「レンズまでの焦点距離がちょっと離れている」状態でも、快適にのぞくことができます。
操作しないとき
ボタン操作がないまま30秒経過すると、自動的に電源が切れる「オートパワーオフ」機能がついています。
ふじたん
つまり「ビクセン ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」には、ゴルフ用レーザー距離計に「必要な機能」から「あると嬉しい機能」までが一通り揃っています!
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【ゴルフ距離計】ビクセン VRF800VZ の良かった点(メリット)
「ビクセン ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」を使ってみて、わたしが特に良いと感じた点(=メリット)は以下です。
わずか1分でとにかく簡単に使える!
付属のモニター電池を装着するだけで、機械オンチでもすぐに使用開始できます。
はじめて使用する人も、以下の3つだけを行えばすぐに使えます。
最初に確認すること
- モードの切り替え:MODEを押す
- 焦点位置を合わせる:数十メートル先の目標物でテスト
- 画面の見方を確認:数字の表示内容
ラウンド前日に購入しても、取扱説明書をあわてて読んだりバッテリーを充電することなく、すぐに使えます。
さらに付属の「モニター電池」にも、最低限以上の耐久性(寿命)があります。
試しに「自宅周りでテスト+ラウンドで1回+ゴルフ練習場で2回」で使ってみましたが、モニター電池のバッテリー表示(残量)も、初期状態から変わりませんでした。
高低差の表示が正確で分かりやすい
3種類のモードがあり、そのうち1つは高低差表示もあります。
この高低差の表示が一目でわかるので、はじめてゴルフ距離計を使う人も、違和感なくすぐに使えます。
例えば以下の場合(練習場の2階打席にて)
100ヤード看板までの水平距離は96.8ヤードで、打ち下ろしを加味した実測距離は91.8ヤードです。
レンジボールを使っている施設のため、看板の実測距離が3~5ヤード甘めです。
今回ラウンドした「西東京ゴルフ倶楽部」(山梨県)の13番ホール。
ピンまで144ヤードで10m以上打ち下ろしのパー3でも、実測128ヤードときっちり表示。
9アイアンでキャリー130ヤードのイメージで打って、ピンそば3mにつけられました! ※バーディパットは外しましたが・・・。
今までならこのような状況下において
「PWでフルショット」「9アイアンで抑えめに打つ」をどっちにするか相当に迷っていましたが、この距離計があれば高低差を加味して「必要な距離」を打てます!
コンパクトさがいい
軽くてコンパクトサイズなので、ラウンド中にも気になりません。
ラウンド中にずっとパンツの後ろポケットに入れていましたが、スイングにもまったく悪影響はありませんでした。
ふじたん
~250ヤードなら問題なく使える
ピンブラックが見える状態やパー3だけでなく、左右ドッグレッグのホールでも使えました。
目印としたい、大きな木までの目安距離もばっちり把握した状態で、リスクを回避しながらティーショットも打てました。
わたしの肌感覚では、250ヤードまでは全く不安なく使えましたよ。
機能的には、最大800m(875ヤード)まで可能です(ピン測距可能距離は、最大300m(328ヤード)まで)
ピンシークとジョルト機能が使いやすい
ピンまでの距離を表示する「ピンシーク機能」に加えて、「ジョルト機能」が大変助かります。
手前のボタンを長押ししながら約1秒で検知すると、「ブルッ」と音が鳴るバイブレーションで、お知らせしてくれます。
総合的にまとめると、ゴルフ用レーザー距離計をはじめて利用する人でも、簡単に使えてしかも使いやすいです!
ふじたん
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【ゴルフ距離計】ビクセン VRF800VZ の気になった点(デメリット)
「ビクセン ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」で、ちょっと気になった点(デメリット)は以下です。
手ブレ補正機能はない
最長800m(875ヤード)を計測してくれますが、「手ブレ補正機能」はありません。
そのため使い始めのときだけ「ホントにちゃんと計測してくれるの・・・?」と、少し気になります。
迷いながら打つことで、最初だけ雑念が入りやすい・・・かもしれません。
使いながら「慣れと正確性」を実感できると、安心感を抱いてストレスを感じなくなります。
初めて利用する人は、ゴルフ練習場や朝のウォーミングアップ時に軽く操作するといいですよ。
防水性能は実質ない
防水性能は実質的に「ない」と考えるほうがベターです。
メーカー公式ホームページでも、以下の表記があります。
防水ではありません、雨天時の使用はお控えください。
本体に水がかかった場合は、タオル等で速やかに拭き取ってください。
防水性がないことで、本体を軽量コンパクトサイズにできて、操作性も滑らかになる。
この機能性を優先させたんですね。
そのため、生活防水(=IPX4相当)以上の防滴性能(=雨天でも使用可能)を求めるゴルファーには不向きです。
充電タイプではない
「CR2電池(カメラ用電池)×1つ」が必要で、万が一バッテリーが切れたときのUSB充電は行えません。
念のため、毎回の使用前に「バッテリー残量」を確認しておくと安心です。
電池持続回数は約3,000回です(メーカー公表値)
各ショットのときに2回使うとして、1ラウンドあたりの使用回数は100回前後です(打数によります)
ラウンド中のバッテリー切れが不安な人は、予備の「CR2電池」を持っておくといいですよ。
とはいえ、わたしが気になった点は上記ぐらいです。
「はじめてのレーザー距離計」(ゴルフ距離計)という人にとっても、上記のデメリットを上回るバツグンの使い勝手を感じられます!
【ゴルフ距離計】ビクセン VRF800VZ の口コミ・評判まとめ
本記事は「ビクセン(Vixen) ゴルフ用レーザー距離計 VRF800VZ」の商品レビュー(口コミ・評判)でした。
約2万円のエントリーモデルとしては、必要な機能を備えていてまったく申し分なし!
今までゴルフ距離計(レーザー距離計)を持っていない人でしたら、この商品だけで5打はスコアが縮まるかも!?
ふじたん
わたしも、同じコースを3か月前に回ったときから13打も縮まりました(102→89)
とはいえ、ゴルフ用レーザー距離計(ゴルフスコープ)ってたくさんの商品があるし、まだ購入するのは不安・・・。
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