家族でハワイ旅行に行くので、息子のパスポートの更新が必要になったふじたん(@shinjifujita)です。
ホテルよりも航空券よりも、まずはパスポートを取得しないと日本から出発できません。
パスポートの申請・更新方法は、各都道府県のパスポートセンターのサイトで丁寧に記載されているのですが、ちょっとわかりづらい部分も・・・。
この記事では、パスポートの申請や更新の流れを分かりやすくまとめました。
- 申請や更新に必要な持ち物や書類
- パスポートにかかる費用
- 受け取りまでの日数
- 申請時や更新時の注意点
- パスポート申請の混雑を避けるコツ
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パスポートの申請に必要な持ち物は?
まず、パスポートの申請や更新に必要な書類は以下です。
こちらは「初めてパスポートを取得する場合」「有効期限内のパスポートを保有している人が更新する場合」で必要な書類が異なります。
初めてパスポートを取得する場合
初めてパスポートを取得の場合
- 一般旅券発給申請書:1通
- 戸籍抄本または戸籍謄本:1通(申請日の6カ月以内に発行されたもの)
- パスポート用の写真:1枚(45×35mm)
- 本人確認のための書類:1点か2点 ※内容によります。後で説明
- 住民票:1枚 ※該当者のみ。後で説明
パスポートの有効期限が切れてしまい、再度申請することになった人の場合も「初めてパスポートを取得」の方に該当します。
上記の書類+有効期限切れのパスポートが必要です。
有効期限内のパスポートを更新する場合
パスポートを更新の場合
- 一般旅券発給申請書:1通
- パスポート用の写真:1枚(45×35mm)
- 現在お持ちの有効なパスポート
- 住民票:1枚 ※該当者のみ。後で説明
- 戸籍抄本または戸籍謄本:1通 ※パスポートの記載事項に変更がある場合のみ(申請日の6か月以内に発行)
パスポート申請に必要な持ち物、受け取り場所や注意点
パスポート申請に必要なそれぞれの書類や持ち物の受け取り場所について説明しますね。
一般旅券発給申請書
10年用と5年用の2種類から選択できます(20歳未満は5年のみ申請可能)
申請書はパスポートセンターでも記入可能ですが、各市区町村の窓口(区役所・市役所など)でも事前に受け取ることができます。
また、外務省の「パスポート申請書ダウンロード」のページからダウンロードして取り寄せることも可能です。
この場合は、ブラウザ上で必要事項を記入→プリンターで印刷→直筆の署名を記入、という流れになります。
戸籍抄本または戸籍謄本
戸籍抄本または戸籍謄本は、申請日より6カ月以内に発行されたものが必要です。同一戸籍内の家族が複数名同時に申請する場合は、戸籍謄本を1通提出するとまとめて申請を受け付けてもらえます。
本籍地の市区町村の戸籍係で入手できますが、本籍が遠く離れている場合は郵送で請求も可能。
パスポート用の写真
パスポートには、縦45×横35mmの「縁なし」「正面、無帽、無背景」の写真が必要です。カラーでも白黒でも可。
パスポート申請用の写真は規格が明確に決まっており、ここが最も差し戻しになりやすいポイント。特になかなか正面を向いてくれない子供の場合は、スピード写真ではなく近隣の撮影スタジオを使用する方法も。
ためしに、履歴書用の写真で提出しようとしましたが(下の写真の左の方です)やっぱりNGでした。
外務省ホームページの「パスポート申請用写真の規格」に詳しく記載されています。また、多くのパスポートセンターの場合は、パスポートセンターの近隣にスピード写真があるので、そこで撮影もできます。
本人確認のための書類
本人確認書類は、書類によって1点/2点が異なります。
- 1点でよい書類:運転免許証・マイナンバーカード(通知カードは不可)・船員手帳・宅地建物取引士証・身体障害者手帳など
- 2点必要なもの:以下のAの中から2点、またはAとBから1点ずつ
【分類A】
健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(登録印鑑も必要)など
【分類B】
学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書など(いずれも写真付きのもの)
未成年者がパスポート申請するときにも、1点ならば運転免許証、2点の組合せならば健康保険証と一緒に学生証(又は生徒手帳、母子手帳)等の本人確認書類が必要です。
わたしは、健康保険証と母子手帳を持参しました。
住民票
以下に該当する人の場合のみ、住民票の写しも必要です(申請日前6か月以内に発行)
住民票が必要な人
- 居所申請をする人(住民登録している都道府県ではなく、現在居住している都道府県で申請)
- 申請窓口において、住民基本台帳ネットワークシステムによる情報検索を希望しない方
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パスポートの申請にかかる費用は?
パスポートの申請にかかる費用は、パスポートの種類によって異なります。はじめて申請する場合も、更新の場合も同じ料金です。
パスポートの種類 | 都道府県 収入証紙 |
収入印紙 | 合計 |
---|---|---|---|
10年間有効な旅券(20歳以上) | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効な旅券(12歳以上) | 2,000円 | 9,000円 | 11,000円 |
5年間有効な旅券(12歳未満) | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 |
パスポートの申請や更新費用の支払いは、パスポートを受け取るときに行います(申請や更新の時は不要)
厳密にいうと、申請時に渡された受理票(受領証)に、手数料(=必要額の収入証紙と収入印紙)を貼って、受け取り窓口へ提出します。
「収入証紙と収入印紙」の場所がわからない場合は、受け取り窓口で尋ねれば教えてくれますよ(基本的には、パスポートセンターに併設しています)
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営業日や受け取りまでの所要日数、注意点は?
パスポートセンターの営業日は?
パスポートセンターの営業日は、都道府県やパスポートセンターによって異なります。例えば東京都の場合は、以下の日時に営業しています。
窓口の営業日
- 月~水曜日:9時~19時
- 木・金曜日:9時~17時
- 土曜日:休み
- 日曜日:申請は休み、受け取りのみ可能
土曜日・国民の祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は休みです。また、国民の祝日と重なった日曜日には、旅券受け取り窓口を開ける代わりに振替休日が休みになります。
つまり東京都の場合は「申請は平日のみ・受け取りは平日+日曜日」と覚えておくといいですよ。
東京都の場合は、曜日によって最大19時まで営業していますが、これはかなり恵まれています。
たとえば、埼玉県の場合は16時30分まで。神奈川県の場合は、横浜=曜日によって最大19時まで、他=16時45分までです。
受け取りまでの所要日数は?
基本的には「申請日から6営業日以降」からパスポートの受け取り可能です。申請日と受け取り日の間に「土曜日・国民の祝日・振替休日 ・年末年始」が入る場合は、その分の日数が加わります。
「申請から受け取りまでは約1週間かかる」と覚えておくといいでしょう。パスポートセンターにも「いつ以降の受け取りが可能か」を記載しています。
2019年の場合、ゴールデンウィーク前にパスポートを受け取りたい方は、4月19日金曜日までに申請する必要があります。また、4月27日~5月6日は申請ができません(4月28日・5月5日に受け取りのみ)
詳しい「パスポート受け取りの可能な日」は、以下も参考にしてください。
申請は代理申請が可能だけど、受け取りは本人必須
また、パスポート申請は代理申請が可能ですが、受け取りは本人必須です(=年齢に関係なく本人必須)
子供のパスポートを申請するときも、受け取りの際は一緒に行く必要があります。
息子のパスポート申請の際に、試しに妻のパスポートを代理申請してみました。代理申請を行ってわかった気をつけることは、以下の別記事に詳しくまとめています。
パスポートの代理申請とは│必要な書類や持ち物、気をつけるポイントを、妻と息子の申請を行って確かめてきた!
パスポート申請や受け取りの大混雑を避けるコツは?
パスポートの申請や受け取りは、時期や時間帯によっては本当に混みます。とくにゴールデンウィーク前などは、最大で3時間ほど待つことも・・・。
混雑を避けるためのコツを紹介しますね。わたしはしっかり準備を行って、新宿・都庁でパスポート申請を15分・受け取りを5分で行うことができました!
新宿でパスポート更新、15分で完了!大混雑を避けてスムーズに申請を行うため知っておきたい5つのこと
このコツの中で、特に重要な点を紹介しますね。
パスポートの混雑予測をチェックしよう
パスポートの申請は特に、「ゴールデンウィークの前後、年末年始休業期間の前後、お盆期間中」に集中します。最も混む時期と混まない時期の場合、申請件数がおよそ2倍異なるんですね。
例:月別旅券申請件数(東京都生活文化局)
ここ数年は「1~3月」と「5~8月」が特に混雑していることがわかります。もし日程に余裕があるのでしたら、時期を外すことをおすすめします。
パスポートの申請は、絶対に朝一がおすすめ!
また、もう一つのポイントが「待ち時間を減らしたいなら絶対に朝一がおすすめ!」ということです。
時間帯ごとの混雑度をまとめたのが以下の表です(東京都生活文化局より)
いずれの曜日においても、午前中の早い時間帯であればあるほど混雑度が減ります。
道路渋滞をイメージするとわかりやすいですね。渋滞が始まると後ろがどんどん詰まって渋滞がさらに長くなる・・・。ということなんですよ。
パスポートの受け取りは日曜日以外に
パスポートの受け取りは日曜日も可能なのですが、考えることは皆同じ。やっぱり日曜日は混みます。
わたしの場合、火曜日の昼休みに狙いを定めたところ、5分で受け取りができました!
パスポートを準備して旅行を楽しもう!
今回は「パスポート申請・更新や受け取り」についての基本情報を紹介しました。
時期によっては本当に混みますし、何か不備があるとせっかく申請に出かけても再申請する必要があります。これは悲しすぎますよね・・・。
ぜひパスポート申請や受け取りに必要なことを確認してしっかり受け取り、海外旅行を楽しんでくださいね!
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