ひかりレールスターはどんな新幹線？時刻表や停車駅、座席、車両設備を紹介。臨時列車577号で姫路から広島まで乗車してみた！

「パパ、ひかりレールスターに乗りたい！」息子との親子卒業旅行のプランを考えている最中に、電車好きの息子からリクエストが入りました。

ひかりレールスター？？

新大阪～博多間の「山陽新幹線」を走るその新幹線は、1日わずか2～3本往復しか「ひかり号」が走らないという、実は激レアな新幹線なんです。

姫路始発の「期間限定の臨時便」があったので、そのひかりレールスターに乗って姫路から広島へ移動しました。

この記事では「ひかりレールスター」の乗車レポートを紹介。

ひかりレールスターの本数や時刻表、設備内容や、実際に乗ってみた感想をまとめました！

ひかりレールスターはどんな列車？

「ひかりレールスター」とは、新大阪・姫路～博多間を結ぶ700系8両編成の新幹線「ひかり」です。

2列＋2列シートの指定席や、4人用個室のコンバートメントなどの車両設備があるのが特徴。東海道新幹線の指定席のように、3列＋2列ではないんですよ（つまり広々ということ！）

2列×2列の普通車指定席（参照：JRおでかけねっと）

このひかりレールスターは、実は運行本数が相当に少ないんです。

現在は山陽新幹線の「こだま」を中心に運行されており、期間限定の列車を除くと、博多～新大阪間はわずかに1日1往復のみ！（以下、2019年4月時点の時刻表）

博多方面行き

新大阪方面行き

・・・え！？これだけなの？？

わたしも調べている最中に驚きました。

九州新幹線「みずほ」「さくら」の新大阪までの乗り入れができたことで、九州～関西間の「新幹線と飛行機の競争」にも太刀打ちできるようになったんですね。

そのあおりをうけて、最盛期には1日25往復ほど運行していた列車は、2019年春時点でかなり希少性があるという状況に。

ひかりレールスターには、ときどき「期間限定の臨時列車」が運行されます。2019年2月中旬～4月上旬がこの期間に該当したんですね！

今回乗車できたのは「ひかり577・576号早得きっぷ」というプラン。期間限定で、博多～姫路間を1日1往復の運行を行っていました。

「ひかり577・576号」早特きっぷの案内

過去に、2018年6月～9月にも同じように運行されていたこともあります。

そして、このひかりレールスターの臨時便は、姫路～小倉・博多間が「片道おとな8,000円、こども1,000円！」

通常の「のぞみ」の場合は、おとな料金で14,120円かかるんです。まさに破格！

・・・とテンションが上がっていたんですが、これは実は途中下車には適用されません。今回は「姫路～広島間」で乗車なので、泣く泣く定価で購入しました（涙）

大人1名、子供1名で、指定席で11,580円です。

ひかりレールスターの臨時列車の「停車駅、時刻表、運転日」は以下でした。

ひかり577号（姫路発博多行）

姫路13:14発→岡山13:36→広島14:15→新下関15:02→小倉15:11→博多15:27着
【運転日】2019年2月12日(火)・14日(木)・16日(土)・17日(日)・19日(火)・21日(木)・26日(火)・28日(木)
3月17日(日)～22日(金)・25日(月)～28日(木)・4月5日(金)～7日(日)

ひかり576号（博多発姫路行）

博多11:53発→小倉12:11→新下関12:20→広島13:04→岡山13:42→姫路14:04着
【運転日】2月12日(火)・14日(木)・16日(土)・17日(日)・19日(火)・21日(木)・26日(火)・28日(木)
3月17日(日)・19日(火)～22日(金)・25日(月)・26日(火)・4月5日(金)・7日(日)

今回はこの「姫路～博多」を運行する期間限定のひかりレールスターに乗車するために、親子旅行の最初の行き先を姫路にして、夜行バスで東京から姫路に行き半日観光をしたんですよ！