【傾斜付き】パターマットのおすすめ5選と比較表│おすすめのゴルファーや選び方を詳しく解説│タバタ・ダイヤゴルフなど

職場のゴルフ部にて部長を務めている、ふじたん（@shinjifujita）です。

スコアアップのためには、全体の打数の約40％を占める「パター」がカギ！

そのように考えるゴルファーでしたら、やっぱり自宅や職場で「パターマット」を用意して、普段からパッティング練習をすることの大切さがわかりますよね。

本記事は、自宅や職場でパターの練習をしたいゴルファー向けに「傾斜付きのパターマット」に絞ってくわしく紹介します。

主に以下のことがわかりますよ！

本記事でわかること

傾斜付き／傾斜なしのパターマットの違い
傾斜付きのパターマットがおすすめのゴルファー
おすすめの傾斜付きのパターマット
傾斜付きのパターマットの比較表

「傾斜なし」のパターマットや「屋外利用可能」なパターマットについては、以下の別記事にまとめています。

▶▶【2021年】パターマットのおすすめ15選と選び方【傾斜なし・屋外用も】

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【傾斜付き】パターマットの特徴とおすすめのゴルファー

ふじたん

まずは、傾斜付きのパターマットの「商品の特徴」や「おすすめのゴルファー」について紹介しますね

傾斜付きのパターマットとは？

パターマットには大きく分けて、「傾斜付き」（傾斜あり／スロープタイプ）と「傾斜なし」（フラットタイプ）の2種類があります。

傾斜付きのパターマットには、カップ手前が「上り傾斜」になっているものや、「左右に傾斜」していることでフックラインやスライスラインの練習ができる商品もあります。

傾斜付き／傾斜なしのパターマットの比較表

傾斜付き（上り傾斜）／傾斜なしのパターマットについて、それぞれの「比較表」や「メリットとデメリット」は以下です。

	傾斜なし	傾斜付き
練習できる長さ	1～10m以内	～3m
距離感の掴みやすさ	◯	△
球の回収が必要か	×～△	◯
メリット	打つ長さを自由に変えられる	打った球が手前に戻ってくる
デメリット	ボールを拾うのが面倒 ※一部例外あり	本コースで強く打ちすぎがち
特におすすめの人	狙った場所への正確な距離感を練習したい人	カップインする感覚を練習したい

傾斜付きのパターマットがおすすめのゴルファー

カップに向かって上り傾斜のパターマットは「カップインする感覚を練習をしたい人」に向いています。

カップインに向かって傾斜をコロコロ～と転がる姿は、まるでビリヤードでポケットに球が入った時のような気持ちよさがあるんですよ！

奥や左右の溝にボールが落ちると、傾斜を使ってボールが自分の手元に戻ってくるので、拾いに行く手間もありません。

一方で「傾斜付き」のパターマットのデメリットとしては、見た目の距離感に対して強く打つため、本コースで同じ感覚で打つとオーバーしやすくなります。

そのため、パターの距離感がまったくわからない初心者ゴルファーよりも、パターの「振り幅と距離感」を自分で大体わかっている中級者以上に向いています。

MEMO

構造上、1mぐらい強く打ってもカップインしやすいので、微妙な距離感よりも正確な方向性が大事になります。

極端に言うと、奥の土手に当たってもカップインはカップインなので、つい強めに打ってしまいがちです。

本記事では「傾斜付き」のパターマットに絞って、わたしが実際に使ったことのあるパターマットや「これはいい！」とおすすめできる特徴を持った商品を紹介します。

「傾斜なし」や「屋外利用可能」なパターマットについては、以下の別記事にまとめています。

▶▶【2021年】パターマットのおすすめ15選と選び方【傾斜なし・屋外用も】

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【傾斜付き】おすすめのパターマット5選

傾斜付き（スロープタイプ）でのおすすめのパターマットは以下です。

一つずつ、商品の特徴や一押しポイントを紹介しますね。

タバタ(Tabata) Fujitaマット1.5 GV-0141

「タバタ Fujitaマット1.5 GV-0141」は、元賞金王の「藤田寛之プロ」とゴルフ用品メーカー「株式会社タバタ」による、共同開発第一弾の商品です。

一押しポイント

元賞金王・藤田寛之プロと共同開発！ プロが考えた実践で強くなるパターマット

「プロが考えた実践で強くなるパターマット」というキャッチコピーのとおり、ただ傾斜が付いているだけのパターマットではありません！

商品の真ん中に極太の23mmのラインがあり、1.5メートル先のカップは、108mmの通常サイズより相当に小さい直径63mmのカップ（＝ボール1個半の大きさ）

「1.5ｍのストレートラインは必ず沈める」

この強い信念のもとに、同じフォーム・同じスイング幅をキープして集中しながら、ストレートラインを打ち続ける練習にピッタリです！

MEMO

実際には上り傾斜があるので、2～3mぐらいのストレートラインの練習にもなります。

欠点としては、Amazonなどの口コミであるように「フックラインしか出ない」初期不良が稀にあります。

ただしメーカーさんでも認識しており、返品・再送の対応はすごく丁寧です。

MEMO

わたしが返品したときは、メーカーさんから「製品調査回答書」を書面でいただきました。

フックラインしか出ないことを認めた上で、ストレートラインが出る新品を再送してくれましたよ。

「タバタ Fujitaマット1.5 GV-0141」は、1.5m～2mのストレートラインにとにかく自信を持ちたい人に向いています。

商品名	タバタ Fujitaマット1.5 GV-0141
メーカー名	タバタ
長さ／幅	長さ170センチ／幅22.5センチ
カップの個数	1つ
カップ径	63mm
その他	ー

Tabata(タバタ) パターマット FUJITAマット 1.5 GV0141

Tabata(タバタ)

タバタ(Tabata) Fujitaマット U2.3 360度回転式カップ GV0136

「タバタ Fujitaマット U2.3 360度回転式カップ GV0136」は、藤田寛之プロとの共同開発第一弾「Fujitaマット1.5」がさらに進化した商品です。

一押しポイント

元賞金王・藤田寛之プロと共同開発が進化！ フック／スライスラインも打てるパターマット

最大の特徴は「ストレートライン」だけでなく「フック／スライスの傾斜の練習」もできること！

1台で「ストレート」「フック1.5度」「フック3.0度」「スライス1.5度」「スライス3.0度」の5種類のラインの練習が可能で、緩やかな曲がりから強い曲がりまで対応します。

MEMO

傾斜角度については、藤田寛之プロの度重なる監修のもと、最適な角度に設計されています（引用：メーカー公式ホームページ）

他にも以下の機能があるので、「Fujitaマット1.5」と比べて相当にバージョンアップしています。

主な機能

カップの位置が360度回転する
マットの全長が170センチ→230センチに伸びた
人工芝ではなく特殊素材「フォーミングマット」を使用しており、マットが折れにくい
マット中央分の「スパット」を目印にして、ラインに頼らない実践的な練習も可能

上記の機能は、ラウンド経験が豊富なゴルファーほど嬉しさがわかります！

ゴルフ場でのグリーンでも「スパット」を目印に打つことで方向性が定まりやすいし、カップを回転させることで、ど真っすぐに比べて難易度を変えての練習もできます。

「タバタ Fujitaマット U2.3 360度回転式カップ GV0136」は、傾斜付きのパターマットで「上り／フック／スライス」を練習したいゴルファーに向いています。

商品名	タバタ Fujitaマット U2.3 360度回転式カップ GV0136
メーカー名	タバタ
長さ／幅	長さ230センチ／幅30センチ
カップの個数	1つ　※360度回転可変カップ
カップ径	86mm
その他	フック／スライス傾斜も可能

Tabata(タバタ) ゴルフ Fujitaマット藤田マット U2.3 360度回転式カップ GV0136

Tabata(タバタ)

Smaly 返球機能付きパターマット

「Smaly 返球機能付きパターマット」（スマリー）は、一言で例えるなら「よく工夫されている」パターマットです！

一押しポイント

2種類のグリーンスピード×大小2つのカップ
長さも300センチあるので、ミドルパットの練習もできる

全長が300センチあるので、ショートパットだけではなく「4mぐらいまでの上りのミドルパット」の練習もできます。

ベントの芝を再現した人工芝は「遅め／速め」の2種類の人工芝になっており、それぞれが異なる性能になっています。

	ガイドライン	カップ径
遅めグリーン	あり	65mm
速めグリーン	なし	85mm

また、組み立て式の自動返球機能（レール）の脇には穴があり「パター置き場」（パタースタンド）として重宝します。

練習するたびにキャディバッグからパターを取り出すのが面倒くさい人ほど、「いつも目にする場所」にパターがあれば習慣づけしやすいですよね！？

MEMO

穴の直径は約35mmなので「スーパーストローク」のような太めのパターグリップでも入ります。

「Smaly 返球機能付きパターマット」は、異なるグリーンスピードかつミドルパットも練習したいゴルファーにおすすめのパターマットです！

商品名	Smaly 返球機能付きパターマット
メーカー名	Smaly
長さ／幅	長さ300センチ／幅30センチ
カップの個数	2つ
カップ径	大85mm／小65mm
その他	タッチの重さが違う2種類の芝生

Smaly 返球機能付きパターマットロングサイズ 300×30cm【SMALY-GPM2】

スマリー(SMALY)

ダイヤ(DAIYA) ダイヤツインパターマット TR-260

株式会社ダイヤの商品「ダイヤ(DAIYA) ダイヤツインパターマット TR-260」は、基本的な性能を備えつつ、価格が安くて人気の傾斜付きパターマットです。

一押しポイント

市販価格2,000円以下のパターマット

もちろん、ただ安いだけではなく基本的な性能は有しており、パッケージにあるようにラウンド前日の「一夜漬け」練習にも便利なんです！

2種類のホールカップ（大：直径80mm、小：直径50mm）は、高速ベント芝に近いグリーン上「小さなカップ」を狙って短時間集中の練習ができます。

1フィート（約30センチ）ごとの目印が付いているので、30センチ／50センチ単位の距離感を正確に思い出すことに役立ちます。

「この距離は練習で入れ続けたから大丈夫」という自信を持てることで、本番でもサッと構えてすぐに打つことができますよね。

メーカー価格は「オープン価格」ですが、Amazonなどでは2,000円以下で販売されており、他のパターマットに比べてもダントツの安さなのも人気です。

「ダイヤ(DAIYA) ダイヤツインパターマット TR-260」は、まずは低コストでパターマットを試してみたいゴルファーにおすすめです。

商品名	ダイヤ(DAIYA) ダイヤツインパターマット TR-260
メーカー名	DAIYA
長さ／幅	長さ208センチ／幅30センチ
カップの個数	2つ
カップ径	大80mm／小50mm
その他	ー

ダイヤゴルフダイヤツインパターマット一夜漬け TR-260 リターン機能付

ダイヤゴルフ(DAIYA GOLF)

ジャパーナどこでもパット JP5409TR

「ジャパーナどこでもパット JP5409TR」は、パターマットを置くスペースがないけど練習したい人にこそオススメの商品です。

一押しポイント

横幅がわずか14.7cm！ スペースがなくてもパター練習ができる！

30センチ前後の横幅がある他のパターマットと比べて、横幅はわずか14.7センチ！

廊下やキッチンとダイニングテーブルの間など、「限られたスペース」に置いて練習することができます。　長さは187センチ（芝生エリア：180センチ）あります。

国内外のメジャートーナメント級の超高速グリーンを体感できます。

自動でボールが戻ってきますが、距離がオーバーしてカップを超えたり、左右に打ち出して芝生から外れたりすると拾いに行かないといけないので、横幅が狭い分だけ集中して練習ができます。

「ジャパーナどこでもパット JP5409TR」は、限られたスペースでパッティング練習をしたい人にこそ向いています。

商品名	ジャパーナどこでもパット JP5409TR
メーカー名	ジャパーナ
長さ／幅	長さ187センチ／幅14.7センチ
カップの個数	1つ
カップ径	不明
その他	ー

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【傾斜付き】パターマットの比較表

上記で紹介した、傾斜付きでおすすめのパターマットの比較表をまとめました。

1つ1つを比べると「マットの長さ」「カップの個数」「フック／スライスラインの可否」「グリーンスピードの種類」などが、少しずつ異なります。

商品名	長さ (cm)	幅 (cm)	カップ個数	カップ大きさ	左右の傾斜	速さ
タバタ Fujitaマット1.5 GV-0141	170	22.5	1つ	63mm	なし	1種類
タバタ Fujitaマット U2.3 360度回転式カップ GV0136	230	30	1つ	86mm	可能	1種類
Smaly 返球機能付きパターマット	300	30	2つ	85mm 65mm	なし	2種類
ダイヤダイヤツインパターマット TR-260	208	30	2つ	80mm 50mm	なし	1種類
ジャパーナどこでもパット JP5409TR	187	14.7	1つ	不明	なし	1種類