そば屋さん巡りが大好きふじたん(@shinjifujita)です。今回の茨城旅行の際に「ここは絶対に行きたい!」と唯一ターゲットに定めた場所。
それが今回紹介する「慈久庵」(じきゅうあん)というお店なんです。
こちらの「慈久庵」というお店は、「茨城県」「そば」で食べログ検索すると最上位に表示されるお店なんですよ。2018年8月末時点で3.94の高評価!
このお店が茨城旅行の道中で寄れる!ってわかったら、そりゃぁ~行きたくなります。ということで、この記事は「慈久庵」(じきゅうあん)の食レポです。
お店へのアクセス、営業時間、待ち時間や混み具合、メニューや、店内の雰囲気。そして実際に食べてみた感想などを詳しく紹介します!
もくじ
慈久庵(じきゅうあん)とは?
慈久庵(じきゅうあん)とは?
「慈久庵」(じきゅうあん)とは、茨城県常陸太田市にあるそば屋さん。
もともと「東京・阿佐ヶ谷」でそば屋さんを営んでいた店主の小川宣夫さんが、東京から生まれ故郷に移転して2002年にオープンさせたお店。
地元の焼き畑でつくる蕎麦が、全国のそば通の方に知られている名店です。「久慈庵」ではなく「慈久庵」が正しい店名ですよ!
テレビ朝日系列「相葉マナブ」2018年11月11日放送『そば処相葉亭in茨城』でも紹介されたお店です!
慈久庵(じきゅうあん)へのアクセス
「慈久庵」に行くには、茨城県の「竜神大吊橋」を目指すとわかりやすいです。高さ100mのバンジージャンプと紅葉がきれいな場所ですね!
最寄駅はJR水郡線の常陸太田駅か常陸大宮駅。どちらの駅からも車で約40分ほどの距離。
竜神大吊橋を目指して進むと、最後は急な上り坂をクネクネと登り続けます。その途中、目的地の1kmほど手前に突如現れる看板。
知らない人だと「なにこれ?」と通り過ぎてしまう場所、それが今回の目的地の「慈久庵」(じきゅうあん)です。
そしてさらに驚きだったのが「昔ながらの西洋館」を改装したのかと思いきや、このお店のために新たにつくった建物なんだって・・・!
営業時間と待ち時間は?
「慈久庵」の営業時間は以下です。
営業時間
- 11時30分〜14時30分(売り切れ次第終了)
- 火・水・木曜日(祝日の場合は翌日)は定休日
今回は木曜〜土曜の2泊3日で茨城旅行。
本当は初日のお昼ご飯に予定していましたが、木曜日は定休日だったので・・・金曜日のお昼に切り替えました。
何が何でも「慈久庵」で食べたい!という方は、この店を軸に観光プランを組み立てることをおすすめします。計画通りに行かないと待ち時間が発生しますからね。
8月下旬の金曜日11時10分に到着。先客は1名。
ところが、11時30分の開店前後から一気に人が増えました。6組目までに入らないと、めっちゃ待ちます(詳しくは後で述べます)
竜神大吊橋の紅葉シーズンなど、繁忙期はものすごく混むでしょうね〜。
待ち時間を発生させたくない!という方は、遅くても11時には到着をおすすめします。
紅葉シーズンには行ったことがないため、もし情報が誤ってたら訂正しますね。11時00分でも行列な予感もします・・・。
駐車場は15台くらいは停められそう。一人一台の車でいったり、バイクのツーリングで行っても十分なスペースはあります。
慈久庵で蕎麦を食べてみました!
時間と心にゆとりをお持ちになってお入り下さい
「慈久庵」のオープンは11時30分ですが、店主さんが開店時間を早めてくれて11時15分に入店。
店内は5名かけ(4名+お誕生席)のテーブルが6卓。1組目のグループから、順々に手前に座るように言われます。「手前から◯番目に座って」という具合に。
そしてこのお店のスタッフは、店主の小川宣夫さん唯一人なんです。
「すべての作業を一人で行います。どうぞ、時間と心にゆとりをお持ちになってお入り下さい」
この言葉は本当でした。
一期一会のそば屋さんでオーダーに少々迷い、入店したのは2番目だったのに注文したのは4番目。
お蕎麦が運ばれてきたのは12時ちょうどでした(入店の45分後、オーダーの25分後)
慈久庵のメニューを紹介
今回実に迷いに迷った「慈久庵」のメニューを紹介します。食べたくなるものがたくさん!
そばのメニューはこちら
「冷たいそば」「温かいそば」「そばがき」に加えて、「そば粉と黒にんにくのポタージュ」「そば粉とトリュフのポタージュ」という想像が膨らむメニューがいくつも。
里山料理(一品料理)のメニューはこちら
- 自家製刺身こんにゃく
- 超珍味・岩魚のうるか
- 超珍味・おひしょ 岩魚の卵添
- 山菜の慈久庵万能醤油漬
など全部で8つのメニューがありました。
飲み物のメニューはこちら
滅多にこれない場所だし、そば以外にも一期一会に楽しもう!「葱天せいろ」「超珍味・岩魚なうるか」「わさびの茎のおひたし」をオーダーしました。
オーダー後もしばらく時間があったので、テラスからの景色や自家農園も見学しつつ
目の前には茨城の自然が広がるテラス席。食事用には開放してませんでしたが、これは窓の外から見ても癒されますね~。
これだけの名店です。今まで掲載されたグルメ雑誌も10冊以上は置いてあり、自由に読むことができますがとうございます!
さぁ順々に食事ができあがりました。
「岩魚のうるか」と「わさびの茎のおひたし」
まずは「超珍味・岩魚のうるか」と「わさびの茎のおひたし」
「うるか」とは、鮎の内臓の塩辛でした!これが「うるか」なのかー!
オーダー時に「しょっぱいよ」といわれてたんですが、見た目以上に塩っぱい味つけ。日本酒をちびちび飲みたくなっちゃうじゃないかw
「わさびの茎のおひたし」は、三杯酢おひたし。
口に入れると酸味、しっかり噛むとわさびの辛味、と交互に口の中の味わいと風味がダイナミックに変化します。
子供や酸っぱいのが苦手な方は、ちょっとキツイかなー。
というか、そばを味わう前に濃い味のものばかり食べてしまった・・・。水で口の中をゆすぎます。
非常にみずみずしいお蕎麦が美味い!
さぁ真打の「葱天せいろ」が到着!
葱天はオーストラリア産の岩塩が添えられてました。非常に軽めの油で揚げた天ぷらは、口の中でもサクサクっと軽い。
そして何といっても蕎麦の香りが非常に強い!
今まで、年に2~3回は長野県に行くので「せきざわ」や「そば茶屋極楽坊」などの有名店もいくつも食べ歩いてきましたが、明らかに香りの強さが1ランク違うの!


これは確かに美味い。うん、実にうまい。
大盛りにしても足りないのはわかってるので里山料理を追加しましたが、やっぱり大盛りにすればよかった・・・!
時間と心にゆとりを持ちながら、食べ終わったのは12時30分ごろ。外には4組ほど待っていました。
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茨城北部に行くときに、絶対に立ち寄りたいそば屋さん
茨城北部に車で行くなら必ず寄りたい蕎麦屋さん
今回は「慈久庵」(じきゅうあん)の紹介でした。茨城北部に行くなら寄り道してでも行きたい!
都心からだと2時間30分~3時間ほどかかる場所にもかかわらず、行列ができる人気店なのがよくわかりましたね。
茨城北部、奥久慈や常陸太田方面に車で行くとき。
曜日があえば何が何でも予定をこじ開けて訪れる価値のあるお店でしたよ!
ショップ情報
- 慈久庵(じきゅうあん)
- 住所:茨城県常陸太田市天下野町2162
- TEL:0294-70-6290
- アクセス:JR水郡線「常陸太田駅」「常陸大宮駅」いずれも車で40分ほど、日立南太田I.Cより30分ほど
- 営業時間:11時30分~14時30分(そば売り切れしだい終了)、火・水・木曜定休(祝日の場合は翌日)
- ホームページ:https://tabelog.com/ibaraki/A0805/A080502/8000227/
慈久庵はお取り寄せもできます
めっちゃ気になるけど遠すぎていけない・・・。遠くにいる父母や大切な人にプレゼントしたい。そんな方には、慈久庵のお取り寄せ通販もあります。
慈久庵 粗挽き蕎麦(そば)乾燥麺 自家無農薬栽培・自家製粉そば粉木箱入りセット
竜神大吊橋で遊ぶ時のおすすめ情報
「慈久庵」で食べる前後に、竜神大吊橋で紅葉や高さ100mのバンジージャンプも楽しみたい!
そんな方には、人気のバンジージャンプを事前予約できる「アソビュー」がおすすめです。
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