東京都東久留米市の在住歴が30年以上のふじたん(@shinjifujita)です。
わたしの地元・東久留米の隠れた名物といえば『東久留米七福神』
毎年1月には「東久留米七福神めぐり」というウォーキング大会もあり、市内の人を中心にたくさんの人が参加するイベントです。
この『東久留米七福神』をじっくり知るべく、東久留米七福神のあるお寺をすべて回ってみました。実際にめぐってみた流れや所要時間、七福神めぐりと合わせて寄りたい周辺のおすすめスポットなどを紹介します!
もくじ
東久留米七福神の基本情報
東久留米七福神とは?
東久留米七福神とは、市内の5つの寺院にある七神の総称です(7つのお寺ではありません)
市内を流れる一級河川の「黒目川」と、その支流の「落合川」に囲まれた地域内に5つのお寺が集約されています。
ふじたん
七福神とは?
七福神(しちふくじん)とは、福をもたらすとして日本で信仰されている『七柱の神』のことです。
七柱は一般的には、恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天とされており、「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。
七福神とは?
- 恵比寿天:漁業の神。時代と共に福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす神様
- 大黒天:財宝、福徳開運の神様
- 毘沙門天:戦いの神様(融通招福の神様)
- 弁財天:知恵財宝、愛嬌縁結びの神様
- 福禄寿:招徳人望の神様
- 寿老人:長寿延命、富貴長寿の神様
- 布袋尊:笑門来福、夫婦円満、子宝の神様
東久留米七福神を構成する5つの寺院
東久留米七福神は、全部で「5つの寺院」で七福神が構成されています。
東久留米七福神
- 大圓寺:東久留米市小山2-10-1、恵比寿神、福禄寿、寿老人
- 米津寺:東久留米市幸町4-2-40、布袋尊
- 多聞寺:東久留米市本町4-13-16、毘沙門天
- 浄牧院:東久留米市大門町1-3-4、大黒天
- 宝仙寺:東久留米市神宝町2-13-9、弁財天
『大圓寺』(大円寺)にのみ、3つの福の神が祀られています。また、全七福神7体の本尊も同じく大圓寺に祀られています。
東久留米七福神めぐりのルートや所要時間、おすすめ持ち物
ふじたん
今回、せっかくなので全ての寺院を巡ってみました!まずは事前準備編から。
東久留米七福神めぐりのルートは?
今回は「東久留米七福神めぐり」のルートをサイクリングで巡ってみることに。地図はコチラ(参照:開運!東久留米七福神めぐりMAP)
5つの寺院をめぐるには、合計で8kmぐらいの距離があります。地図通りに進むと以下のルートです。
東久留米七福神めぐりの所要時間は?
東久留米七福神めぐりの、おおよその所要時間は以下です。
東久留米七福神の目安時間
- 自転車の場合:2時間前後
- ウォーキングの場合:3時間前後
移動時間の合計は「自転車の場合=約1時間、ウォーキングの場合=約2時間」です。それぞれの寺院で10~15分滞在すると想定して、合計で1時間ぐらいとして追加しています。
おすすめ持ち物は?
七福神めぐりのときに、定番なのは以下の持ち物です。
必要なもの
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東久留米七福神めぐりを実際に行ってきました!
それでは、東久留米七福神めぐりをスタート!
各寺院や周辺の風景を紹介
まずは、東久留米駅近くの西口中央公園から。
1か所目の目的地「多聞寺」までは、徒歩10分強。途中にある「落合川いこいの水辺」は、都内唯一の「日本の名水百選」の落合川の清流で川遊びが楽しめます!

体力や時間に余裕がある人なら「竹林公園」もおすすめ!約2,000本の孟宗竹が生い茂る癒しスポットです。
多聞寺に到着しました。戦いの神様の「毘沙門天」に、ここからの東久留米七福神の完走祈願をしつつ、次に向かいます。
多聞寺のつぎは、米津寺へ。5つのお寺の中で、このお寺が最も場所がわかりづらいです。
JA東京みらいの「みらい東久留米新鮮館」(住所:東久留米市幸町3-7-2)を目印に進み、ここから、東久留米駅方面を背に3分ほど進むと入口に到着します。
「みらい東久留米新鮮館」は、東久留米名物の「柳久保小麦」の生うどんも販売しているのでお土産にもアリですよ!
米津寺の面している「東久留米総合高校通り」を歩きながら黒目川に到着。ここで右に曲がり東久留米駅方面へ10分ほど進むと、大圓寺に到着します。
大圓寺(大円寺)は、天長年間(824年~834年)に慈覚大師円仁が創建したと伝えられる寺院です。
大圓寺から宝泉寺のあいだが、最も移動距離が長いので踏ん張りどころ!(約2.7kmほど)
東久留米市東部地域センターが見えてきたら、ここで黒目川を離れて左折し、その次の信号も左折。あとは数分歩くと到着します。承和5年(838)慈覚大師の創建と伝えられる寺院です。
宝泉寺を通過したら、いよいよあと1つ!
先ほど通った道を戻り、黒目川からそのまま東久留米駅方面に5分ほど進みます。すると最後の目的地の「浄牧院」へ!
「関東百八地蔵霊場」の第107番目のこのお寺は、5つの中でもっとも敷地が広く、テーブルと椅子が置かれた休憩場所もあります。ここまでの道のりを振り返りつつ、ちょっぴり休憩。
浄牧院を通過したら、東久留米駅前の「駅前商店会」を通過して踏切を渡り、最後は東久留米市役所でフィニッシュ!
今回の道のりでは、合計で8.6kmぐらいでした。
自転車(ママチャリ)で移動しながら、どれくらいの時間がかかったのかを計測したところ、走行時間は約50分ぐらいでした(各寺院での休憩時間も入れると、約1時間45分でした)
東久留米七福神と合わせておすすめの休憩スポット
東久留米七福神をめぐるには、「自転車の場合=約2時間、ウォーキングの場合=約3時間」の所要時間がかかります。動き回る合間に休憩したい人は、以下のスポットがおすすめ!
おすすめの休憩スポット
- セント(SCENT):黒目川沿いの自家焙煎コーヒー&革細工のお店(大圓寺から徒歩5分)
- つつじテラス(22jTERRACE):黒目川沿いの駄菓子カフェ(大圓寺と宝泉寺のあいだ)
- ベーカリーハウスマイ:東久留米の大人気パン屋さん(大圓寺と宝泉寺のあいだ)
- 喫茶7716:歯科衛生士さんがオーナーの歯磨きカフェ&台湾スイーツ(大圓寺と宝泉寺のあいだ)
- パティスリーカフェ・エム・ヤスヒコ:ケーキ屋さん&夏季限定のかき氷屋さん(東久留米市役所から徒歩3分)
- Cafeてん:東久留米市役所内のカフェ、柳久保小麦の肉汁うどんが絶品(平日のみ)
詳しい記事は、以下からご確認ください(全店舗行ったことがあります。記事を未作成のお店は後日アップしますね)




レンタサイクルがあるとすごく便利
1つだけ残念なのが、東久留米市にはレンタサイクルがありません。
東久留米七福神めぐりだけでなく、途中にある「落合川」(=都内唯一の平成の名水百選)や「竹林公園」などの名所を回るときにも、ホントは自転車があるとすごく便利なんですよね・・・
東久留米市を観光スポットにするために、ぜひ東久留米市役所や東久留米駅からの「レンタサイクル」(シェアサイクル)を始めてほしい!
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東久留米七福神めぐりは、地元の自然やお店巡りも楽しい
本記事では「東久留米七福神めぐり」について紹介しました。
今回は自転車でサイクリングしてみましたが、約8kmの距離なのでジョギングやウォーキングしながら回るのにもちょうどいい距離でしたよ。
毎年1月には「開運!東久留米七福神めぐり」のウォーキング大会も開催!
こちらは、東久留米の清流「落合川」と「黒目川」沿いの遊歩道を歩きながら、今回紹介した「5か所のお寺」「駅前商店会」「東久留米市役所のゴール」にて、「合計7つのスタンプ」を集めるスタンプラリー方式。
ゴール地点の東久留米市役所では、東久留米特産の小麦を使った特製のかりんとうが贈呈されます(先着2500名様)。さらに「七福神の開運お宝御尊像」も1体500円でお寺ごとに購入可能。
参考 開運!東久留米七福神めぐり東久留米七福神めぐり実行委員会
ぜひ、東久留米の清流「落合川」「黒目川」めぐりと合わせて、七福神めぐりも楽しんでください!
東久留米のおすすめレジャー・グルメ情報
2019年8月にアド街(出没!アド街ック天国)で東久留米が登場予定!どの施設がランクインする!?

本記事で紹介した東久留米市の各スポットや、他におすすめの市内の情報ををまとめて紹介!





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