法政大学出身のふじたん(@shinjifujita)です。正月の風物詩といえば箱根駅伝。2018年の第94回箱根駅伝も、2日間かけてずーっと見入ってしまいました。
今回は第94回箱根駅伝のタイムをちょっとマニアックに調べてみました。
箱根駅伝といえば、やっぱり5区山登りと6区山下りの占める影響が大きいですからね。
第95回箱根駅伝(箱根駅伝2019)での速報はこちら!

もくじ
第94回箱根駅伝:青学4連覇、母校法政は2年連続でシード権
第94回箱根駅伝は、青山学院大学の4連覇でした(特に6区~8区の波状攻撃が大きかった)
一方で、青学、神大、東海の三強に次ぐ伏兵的存在だった、東洋の箱根にかける意地と1年生を3人揃えた往路での優勝にもビックリ。7区の途中まではハラハラしながら見てました。
そして母校の法政大学は、目標の7位を一つ上回る6位でのフィニッシュ。もしかして3位もあり得る・・・?なんてちょっと期待しながら見つつ、2年連続でシード権を獲得。
なんといっても、5区区間新の青木涼真選手・6区区間3位の佐藤敏也選手の山コンビが大きかった。しかも2人とも2年生なので、あと2年にも期待せずにはいられません。
とはいえ・・・ふと疑問に思ったので調べてみることに。今回の第94回箱根駅伝、箱根山と平地をそれぞれでみたら、一体どんな順位だったんだろう・・・?
第94回箱根駅伝:平地タイムと山タイムを算出してみた
調べ方は以下の通りです。
- 全大学の総合タイムを確認
- 5区山上り+6区山下りの合計タイム(山タイム)を算出
- 「総合タイム」-「山タイム」=「平地タイム」を算出
「山タイム」(5区・6区)と「平地タイム」(1区~4区、7区~10区)のそれぞれで、各校の順位が一体どうだったと思います?
その結果がコチラです。
黄色い2つの欄=山順位と平地順位です。その右側の「5区+6区」=山タイム、他8区間=総合記録から山タイムを引いたものです。
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法政大学は山を制覇していなければシード圏外だった
山順位のランキング順に並べてみました
おおぉ!期待通りに法政大学が山を制していた!
5区区間新の青木涼真選手に加えて、6区区間3位の佐藤敏也選手も区間賞の小野田勇次選手と46秒差の3位で激走して、青山学院大学から逃げ切った構図です。
一方で、シード権を獲得した10チームのうち9チームは、山順位が10位以内(8位の拓殖大学のみ、山順位が11位)でした。
結果論にはなりますが、神奈川大学(5区の失速が大きかったですね)、駒澤大学などは、山を攻略できずにシード権を失ったという構図が読み取れますね。
平地順位の順番に並べるとこちら
こちらはやっぱり、青山学院大学が制しています。
とはいえ実は、東洋大学もわずか1分58秒差。最終的には4分53秒差がついてましたが、平地だけだと実は接戦だったんですね(1人換算で15秒くらい)。そして神奈川大学が3位。
母校の法政大学は・・・実は平地だけだとシード落ちでした(10位と52秒差の11位)。
2年連続でシード権を獲得し、黄金時代到来♪(=少なくても数年間はシード権が安泰という意味です)と思ってたんですが、どうやら違ったみたい。このわずかな違いで明暗が分かれるのが、戦国駅伝といわれる所以ですし怖さでもありますね。
タスキにかける想いに心が打たれたり、母校の活躍に一喜一憂したり。
それぞれの楽しみ方がある箱根駅伝ですが、今回はちょっとマニアックな記録で振り返る箱根駅伝でした。また一つ楽しみ方が増えたなー。
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青山学院大学はやっぱりすごい。一つ一つの書籍が実に学びになります。


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